2011/12/XX(12月分ツイートまとめ記事)
この月はやたら実況系が多くてまとめようがないのばかりでした。Fate/Zeroは当然として、Jリーグ最終節、クラブW杯、テレビでやったM:i2。我ながらやかましいことこの上ない。(笑)
そんな中、「セイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェ」のデコマス公開には胸が灼熱のように熱くなりました。フィギュアには手を出したことないし、セイバーもあんま好きじゃないんですが、このシーンはマジでカッコいいしこのクオリティなら買いますよ!製品版で劣化しまくらないのを祈るのみです。あとは衛宮切嗣のフィギュアも新しいの出ないかなー。昔マックスファクトリーが出したやつは何か違うんだよなー。
それと「AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~」2012年劇場アニメ化決定のニュースにも驚かされました。人退に続いて田中ロミオ作品アニメ化か……って劇場版!?はぁ!?What!?って感じですわ。ガガガ文庫(というか母体の小学館)は流石に金あるなぁと驚くやら呆れるやら。
あと「ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル」見に行ってきました。いい加減トムさんも歳だし、3がアレだったのでどうかなと思ってたんですが普通に面白かったですよ!今回は今回で癖あるので個人差出そうだけど、個人的には2>GP>>>1>3ぐらいの位置づけです。シリーズで最もコメディ要素が多いけど基本はシリアスでメリハリあるし、過去作キャラも出てきてシナリオもなかなか凝ってるし(いきなりイーサンが離婚したと言われた時はどうしようかと思いましたが)、サイバーな小道具祭り&チームワーク重視と良い所めっちゃ多いです。
悪い所は……CGアニメ映画で名を挙げた人が監督なのでOP他でCG使いすぎなのと、過剰演出でシュールな笑いになってるシーンが多かったこと(エンディングの煙は流石に吹いた)、アクションシーン内の場面転換が少なくて若干グダグダだった(特に機械式駐車場でのラストバトル)こと位かなぁ。
今回は別ジャンルを得意とする人を(毎度の如くトム自ら)抜擢した形なんで、アクション部分で悪い点がでるのはやむを得ないし、それよりも別ジャンルを得意とする人ならではの良い点がいっぱいあって面白かったことの方が重要かと。この起用は正解だったんじゃないかなと思いました。
2011/11/XX(11月分ツイートまとめ記事)
花咲くいろは視聴完了。序盤~中盤であれだけ間延びしまくってたのに、最後は尺足りなくなって慌てて話を畳みにかかってたのはどうかなぁ。途中で何度切るか切るまいか迷っただけに、終盤は盛り上がって2クール見続けたかいがあったと思える程度には面白くなったのが救い。
そういえばオリバト界でも密かに購入者続出中のソウルジェム。1次生産分では結局買えず、2次生産分を予約してずっと待ってたんですが、ようやく届きましたー。
耕作員である俺はもちろん杏子verですよ!(槍で穴を掘りつつ) 最初は色が明るすぎてどうかなーと思ってたんですが、1次生産分の実物写真を見る限り、かなり暗めの色だったので安心して買えました。人柱になってくれた方々には頭が下がるばかり。
ラノベ方面では積んでた「とある飛空士への恋歌」全5巻読了。いやーなんてロマンチックな話なんだ!読んでるこちらが恥ずかしくなるくらい王道を行くその姿は、邪気眼こじらせた現代学園バトルものか、美少女ハーレムラブコメばかりがはこびる現在のラノベ業界において鮮烈な印象を残します。奇をてらわず王道の物語を見事に描ききったその筆力にも感服しました。ガガガ文庫のエースぐらいで収まる器じゃないですね。いやあ満足満足。
2011/10/28
再び間が空いてしまいましたね。いやぁオフでも色々あったようななかったような……。まどマギのQBとシャルロッテぬいぐるみ(各4000円)を買ってしまったんだぜ。
さて前回はリメイク版鬼哭街を熱く語ったわけですが、今回はついに読んじゃいました「Fate/Zero」!既に一部の方々にはうざがられるほど散々宣伝しまくってますが、これは間違いなく虚淵玄の作品の中で最凶最悪にして至上の物語ですよ!読んでて衝撃のあまり頭がグラグラしましたね。なんで虚淵信者なのにこんな傑作を4年も放置してしまっていたのか……。いや、ここは過去を悔いるのではなく、こんな魂を震わせる作品に出会えた幸運に感謝したいです。
信者としては虚淵玄があそこまで自分の価値観を露わにした作品を書いたのも驚きなんですが、惜しむべきはこれオリジナルじゃなくてFate/stay nightの外伝小説(前日譚)なんですよねー。同人誌版発売から4年も放置していた原因でもあるんですが、何でこれをオリジナルでやらなかったのか……。後書きで「二次創作だけど代表作と呼ばれても悔いが無いくらい全力を注ぎ込んだ」(意訳)と書いてるぐらいですし、完全オリジナルで見たかったです。Fate/Stay nightに話を繋げるため、エピローグの展開がやや強引(特に魔力切れ起こすぐらい瀕死の雁夜が間桐の家まで戻ったこととか)になってるのを見ると勿体ないなと思いました。
あと個人的な話をすると、魔虚楽踊でやろうとしていたことがFate/Zeroでほぼ全て表現されていたのが物凄い衝撃でした。もう「魔虚楽踊何ぞやらんでいいわ。でも代わりに是非Fate/Zeroを読んでくれ!」って言えちゃうぐらいですよ。実際の魔虚楽踊のプロットはZeroから厨二病成分とはっちゃけ度減らして哲学やら思想系ぶちこんでもっと説教臭くした感じですけどね。
特に魔虚楽踊の話の中心を貫く思想・価値観って、そっくりそのまま自分の培ってきた考え方なんですけど、Fate/Zeroにおいてライダー(征服王イスカンダル)やアーチャー(英雄王ギルガメッシュ)の言動として具体化されていたのはとても嬉しいし悲しかったです。独自に色々変遷を経て辿りついた価値観が憧れの作家さんと同じだった!という嬉しさと、いくら憧れていたとはいえ影響受け過ぎて未だその下を抜け出せてはいなかったことを突きつけられ、魔虚楽踊を書く意味をかなり見失ってしまったという悲しさ。両方ともありますね。
……いやはや。個人的事情を長々と連ねても仕方がない。ちょうど高クオリティで評判のアニメもやってて今が旬ですし、文庫版も全6巻が出揃い1巻に至っては全文無料公開中なんで、是非ともオリバト関係者には触れて欲しいですね。まぁそういうこっちゃ!
2011/09/XX(9月分ツイートまとめ記事)
とりあえずサッカーネタから。
ガンバ大阪の新サッカー専用スタジアム、万博公園内に建設へ! 親会社を含め数十社から80億円の寄付のメドが立つ
暗い話ばかりのこの時代に夢があっていいな~。サッカー専用(=陸上用トラックがない)ってところがゴージャス。ただ今年のJに関して言えばG大阪より柏に優勝してほしいです。J2からの昇格組がそのまま優勝とか熱すぎるやろ……。リーグタイトルも取ったことないみたいやし是非。
それからワールドサッカーダイジェスト版選手名鑑(今シーズン版)を買ってきました。昨シーズン版は俺に膨大な現役サッカー選手知識を叩きこみ、W杯時にはお世話になりました。ただ今回も欧州各リーグの展望ということで長々と書かれてるんですが、久々に見たらリーガ以外外れもいいとこだったので、そういう意味では当てにできませんね。
例えばセリエAだとインテル(2位)>ミラン(1位)=ローマ(6位)=ユーベ(7位)で、4~6位争いにサンプドリア(18位=2部降格)がいるという明後日ぶり。
ブンデスもバイエルン(3位)、レバークーゼン(2位)、シャルケ(14位)が最有力扱いで、次点ブレーメン(13位)、ハンブルグ(8位)、ヴォルフスブルグ(15位)だもんなぁ。大穴枠のドルトムントが優勝するなんて予想だに出来ない状況だったということですよね。
あーでも最終順位だけ見たらブンデス以外はそこまで的外してるわけでもないのか。実際は勝点差とかあるし流れの関係もあって、「やっぱシーズン予想は外れるなぁ」って印象だったんですけど。2位のチェルシー&インテルも、3位のバイエルンもネガティブなイメージしかないですもんね。アンチェロッティとレオナルドは先入観の犠牲になったんやな。
さて話は変わりますが、ワイルドスピードメェガマーックス(CMのタイトルコール風)を見に行ってきました。TOHOシネマズ梅田で見たんですが、別館とか言われて来てみれば旧OS劇場だった件について。買い取られて改装したとは知りませんでした。初めてジャッキー映画見た所なんで淋しいですねぇ。
で、肝心の中味ですが、めっちゃおもろかったです!ご都合主義&馬鹿展開満載だけど熱くてカッコイイ良いB級映画でした。これは2作目と4作目も早々に見ないといかんな。(メガマックスは5作目)
いやぁそれにしても見て思ったんですけど、やっぱオリバトでもカーチェイスとスニーキングアクションやりたいなぁ。(笑)アクション映画脳乙と言われるかもしれんけどカーチェイスは原作でもやってるんだぜ!?
ゲーム関係だと怒首領蜂大往生デスレーベルモードのクリア動画が公開されまししたね。速報から1年空けるとはなんという鬼畜!……いざ見てみましたが3ボス、4ボスのあたりは芸術的すぎますね。素晴らしい。緋蜂の2層洗濯機避けまでいくと芸術を通りこして人外の領域だとと感じますが。(汗)
そして前から気になっていたリフレクビートを初プレイ。思ったより楽しくてハマりそう。指を否定するつもりはないけど、やっぱオブジェは上から降ってこないとしっくりこない……。あとm-floのcome againが収録されてたのは目を疑ったぐらい驚きました。あとジャストリフレクトがどうやっても狙って出せないのと、難易度ミディアム以上から出現する2TOPオブジェクトはいかんわ。
ライトノベルだと「人類は衰退しました」(田中ロミオ著/ガガガ文庫)のイラストレーターが降板した上、1巻から新絵師verを出しなおすというニュースには驚かされました。揉めてたのか……。新しい絵師さんも悪くはないけど、古い絵師さんのイメージで定着しちゃってるからなぁ。
あと同じくガガガ文庫/田中ロミオ繋がりで「灼熱の小早川さん」。中味は単発作品だったAURAに続き、ボーイ・ミーツ・ガールin学園モノ。AURAの時は表テーマが邪気眼患う心理で、裏テーマが「場の『空気』というもののあやふやさ、残酷さ」&「そこから逸脱する(変えていく)ことの難しさ」だったと思うんですが、今回はその裏テーマに真っ正面から切りこんでいて、こう何度も取り上げるあたり作者にとって凄く重要な問題なんだな~と興味深かったです。
2011/08/XX(8月分ツイートまとめ記事)
お盆に大阪帰ったんですが、JR新大阪駅の連絡橋やビルがオープンしててもはや別物になってて吹きました。阪急百貨店周辺もずっと工事しててちょくちょく通路とか変更されてるし、もはや俺にとっては梅田は帰省する度に形を変える不思議のダンジョンですよ。トルネコとシレンとチョコボとポケモン呼ばないと。それにレミーラの巻物が必要だね。
前にOBRNチャットかなんかで話題にしましたけど、プログラムで携帯の使用を(限定的に)解禁したら熱いんじゃないかとこの頃思います。今頃の子供は鬼ごっこや探偵でも携帯を使って高度な情報戦を繰り広げてるらしいし、大東亜でも時代の流れに合わせてプログラムでの携帯解禁になっていく……とかそういう妄想をしてしまいます。
(クラスメイトへの)電話&メール可能ってだけでも燃え萌え展開がいくらでも思い付きますが、2010年代を舞台にするならただ単に携帯というだけではなく、スマホであることを生かした展開を作ってみたいですね。でもネット接続までは流石に許さんやろうから、インストール済みのアプリ使うぐらいしかスマホらしいことないか。でもあの国だったら「プログラムで最後まで生き残る!サバイバル術」とかそんな辞典アプリ系出回ってて、中3なら体育会系男子からギャル系女性まで皆念のためインストしてるとかありそうだ。(笑)全員川田ばりのサバイバル知識とか胸が熱くなるな……。ギャルとかが「肥料超重めーし」てかぼやきつつ爆弾作るとか超萌えるし、満身創痍の主人公が電話で「おい……最後の2人になっちまったな……エリアF=3で決着つけようぜ」とジェノサイダーに宣戦布告するとか妄想するだけで超燃える!いやマジで専守防衛軍は携帯の使用を解禁すべきだわ!
ジャイアントキリングの20巻が出てたので買いましたが、通しで見ると山形戦良いですね!モーニングでバラバラに読んだ時はディスってしまったが通しで見ると話の展開が巧みだわ。押されまくってる展開で唐突に世良が裏に抜けてゴール決めたのはビビった。そしてエースストライカーの筈なのにミスシーン→王子に弄られる流れ連発で存在感を失っていく夏木がちょっと可哀想。奴のゴールで記憶に残ってるのってオーバーヘッドぐらいなんですが……。
ラノベだとガガガ文庫のエース(?)犬村小六がまぁた飛空士の新シリーズ出してて吹いた。(笑) まだ恋歌も読み終わってないのに……。てかそろそろ戦闘機から離れて下さい!しかし社会人になってからラノベの読む量が3倍ぐらいになってるような。正直仕事で疲れて固い本読む元気がないっつうのもあるし、萌え豚用ラブコメできっちり癒されてしまう自分が悲しい。
あとFate/Zeroの設定資料集とイメージサウンドトラック買ったんですが、これがまた当たりでした。設定資料集は本編できちんと触れられなかった設定山盛りでしたし、イメージサウンドトラック(小説からインスピレーションを得て作った曲を纏めたアルバム)もいとうかなこ&ワタナベカズヒロ&ZIZZという(ニトロファン的には)鉄板な面子で不足なし。これ聞いてるとゲーム版出して欲しくなりますね……。アニメ化するしなんとかならないものか。あと那須きのこ(原作者)と虚淵玄の対談が載ってたんですけど、虚淵が「成田君にも(Fateの外伝)書いて欲しい」と言ってて吹いた。成田がFate書いたら基本の2人×7ペア+αじゃ済まず、聖杯戦争に介入する教会勢力やら各陣営の応援者やらで登場人物が30人~40人行くのは間違いないな……。いやZeroもマスターとサーバントだけの陣営てあんま無かったけど、成田だったら平気で6人チームとかやりそうでアレ。
2011/07/XX(7月分ツイートまとめ記事)
満喫行った時に神のみぞ知るセカイを最新刊まで読んだんですが、1日で5回下校イベント狙いで腹筋が崩壊しました。(笑)いやぁ女神編になってますますキレが増してきたな……。この作者の計算高い話作りにはいつも驚かされます。
さらに「計算高い話作り」そのものの話と言えるBAKUMANもチェック。相変わらず面白いんですけど読むスピードが遅いんで置いてきぼり食らってますね……。ちなみにこの2作は僕の中で買うほどじゃないけど話は知りたいという微妙なポジションなんで、満喫行ったらまずこいつらの未読分を抑えますね。ジョジョとか他にも興味ある作品は多いのですが、いつになったら見れる事やら。
あと花咲くいろは12話まで見終わりました。やっと折り返しか! 話には聞いてましたけど普通のドラマっぽい脚本書く人ですね。アニメじゃなくてもええやんと突っ込まれるのも仕方ない。……それはともかくとして、人物のみならず背景含め作画が綺麗で安定してるのは凄く素敵だと思います。たまに背景の一部に3D使ってて浮きまくってるのには悲鳴がでますが。
アニメ繋がりだと、ついにフィギュアに手を出してしまいました……。発売が先なんで予約しただけですが、ねんどろいどぷち まどか☆マギカBOXです。正座で待機することにしましょう。
2011/06/XX(6月分ツイートまとめ記事)
「人類は衰退しました」6巻読了。いつもながら面白かったですが、キノばりに無理やりネタ捻り出してる臭がするのでしばらくAURAみたいに単発で小説書いて欲しいですね。
お次はブギーポップの最新刊(ただし発売は半年前)「ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト」。……上遠野さんは「主役となる友人グループの中にMPLSor人造人間が紛れこんでいてトラブルに巻き込まれる」パターンを何回やるつもりだね?そんなのパンドラで十分ですよ!個人的にジンクス以降、オルフェ以外当たりがないのでそろそろ読むの止めようかな。
装甲悪鬼村正魔界編、英雄編も読み終えました。09年に発売され俺を号泣させたエロゲのスピンオフ漫画なんですけど、これが両方とも面白くて驚きました。これまで鏖(みなごろし)と合わせてスピンオフ漫画が3種類出てて、それぞれ全部脚本/絵師が原作とは関係ない人というどこぞのまどマギみたいな展開してるんですね。(時系列的には村正の方が先ですが)……でスピンオフでそこまで力入れないだろうし、原作ライターの奈良原一鉄がみっちり関わってないならどう考えても微妙だろと思ったんですが、ところがどっこい3種類とも全部面白かったという。正直スピンオフは本家から比べて二、三段は面白さが落ちるというのが自分の中で常識化してただけにこの結果には衝撃を覚えました。
これでちょっと気になったのが、何で同じような展開の仕方をしてるまどマギの漫画化が全部イマイチ(好きな人ごめんなさい)なのかということ。ぶっちゃけ芳文社の人材とのミスマッチが原因じゃないかと思うんです。やっぱまんがタイムとかで連載してる面子にまどかみたくシリアス&アクションが必要な漫画を求めるのは無茶じゃないかと。正直うめ先生が漫画化したって微妙な出来になると思いますもん。(日常ほのぼの路線するなら別ですが)
理想的な布陣としては、脚本は虚淵に任せちゃうとして、絵師はエロに頼らずそこそこ可愛い絵がかけて、アクションもやれる人が良かったと思うんですけど。ハードル上げすぎという気は(ry ただガンガンあたり探せば上手いこと見つかりそうな気がする。
……とここまで散々貶しておいてからハノカゲ版まどマギ3巻。最終巻にしてようやく作者の色が出てきて漫画版買う意味が出てきたなと思った所で終わってしまい残念。漫画版の話聞いてからずっと思ってたけどやはりアニメ12話を3巻で納めるのは無茶すぎですわ。ダイジェストに徹するにしろ倍の6巻は必要ですよ。あとツインテほむらにはでら吹いた。(笑)
そしておりこマギカ2巻も読了。結局本編キャラはちょい役であんま絡まないのかなーと思いきや、最後はオールスターで笑った。それにしてもおりこの能力は若干反則すぎるような……。色んな意味でほむほむ完全敗北の話である。
サムライチャンプルーの国内版BD-BOXが7月に発売決定!
サムライチャンプルーはカウボーイビバップの監督が04年に作ったオリジナルTVアニメシリーズ(全26話)。俺の中ではビバップや攻殻を抑えてアニメの頂点に君臨してます。ビバップがSF×ハードボイルド×ジャズという組み合わせを纏めたとするなら、チャンプルーは時代劇×ヒップホップ。あまりにも異次元すぎる組み合わせを纏めあげて上質のエンターテイメントに纏めあげた手腕にはもうひれ伏すばかり。アニメに限らず「異なる世界観の激突」は面白いし興味深いテーマですね。
いやーそれにしても長かった……あまりにも長かった。日本より人気のでた海外ではとっくに発売されてて心が折れそうになってましたよ。ちなみに海外版はもう廉価化までしてて約55$と今回発表された日本版の約5分の1。しかも海外版にも日本語音声収録/字幕オンオフ切り替え機能付きということで本気で海外版買おうかと真剣に検討して迷ってたんですが……。日本版も海外版とあんまり仕様と変わっておらず、「DVDだと12枚組になるんでDVD版よりちょっとだけ画質上げてHD対応にしてBD3枚にまとめたよ」という中途半端仕様のままだしなぁorz 攻殻みたいに4万越えていいからHDマスター使ってよ!
さてサムライチャンプルーが出たとなると後はカウボーイビバップのBD-BOXが出るのを待つだけですね。(フタコイオルタナティブは流石に諦めてます) 3回DVD-BOX化してるのにBDだけ勿体つけるとか無いわ。キアヌ・リーブス主演の実写映画化(絶賛暗礁乗り上げ中)待ちとか勘弁して下さい。
そして花咲くいろは12話まで見終わりました。やっと折り返しか! 話には聞いてましたけど普通のドラマっぽい脚本書く人ですね。アニメじゃなくてもええやんと突っ込まれるのも仕方ない。……それはともかくとして、人物のみならず背景含め作画が綺麗で安定してるのは凄く素敵だと思います。たまに背景の一部に3D使ってて浮きまくってるのには悲鳴がでますが。
2011/06/01
いやはや17年ぶり(?)ぐらいでディズニー行ったり、ノア有明→01両国で東京遠征するはずが止めちゃったり、まどっちが盛り上がりすぎてどの時点で考察記事書こうか迷った末に、東北関東大震災。GW前後からプライベートでもゴタゴタしており、えらく間が空いてしまいました。
まず遅くはなりましたが、今回の震災で亡くなった方のご冥福をお祈り致します。俺も大阪ではありますが阪神大震災を経験してますし、今回の震災が起きて色々考えさせられた部分も多かったので、全力で応援していきたいですね。
さて「魔法少女まどか☆マギカ」が大ヒットし、現在「Steins Gate」がアニメ放映中。秋からは虚淵玄脚本の「Fate/Zero」が控えている等、今年に入ってニトロプラス及び虚淵玄の周りではアニメを軸に物事がどんどん動いてるという状況です。
しかし本業の方が3D技術開発の副産物っぽい「ソニコミ」しか予定が無く、ファンとしてはちょっと浮き足だってるんじゃないかなーと思わなくもない次第。虚淵を外で働かせてる以上、下倉バイオでは連発しすぎだし、奈良原が短編出すのに期待するか、ライターとしてはここんとこ名前を見ない鋼屋ジンの奮起に期待するしかという状況では厳しい。いつの間にかライトノベルの挿絵等を始めとして外注バンバンこなすだけの実力者が揃ったイラスト陣営と比べると物足りなさが目立ちます。どっかから発掘するか引き抜きしてこないかなー。
そしてまどかのヒットを受けて急遽作られたリメイク版「鬼哭街」!いやー演出進化しまくっててビックリしましたよ!全部で5~6時間の短編なんですが、旧版からの徹底した改良ぶりには恐れ入りましたね。第4章の大バトルとか、アドレナリンが分泌されてイキっぱなしですわ。旧版では短編で選択肢無しの一本道シナリオのため、メーカー自ら「ノベルゲーム」ではなく「電脳紙芝居」と銘打ってたんですが、今作に関してはその肩書きを誇っていいと思いました。普通のノベルゲームじゃ手間の問題からここまで演出に凝れませんよ!
いやーしっかし、鬼哭街は良くも悪くも虚淵らしさ全開の話ですよ。俺の中の歴代虚淵作品ランキングでは「沙耶の唄」(18禁)と並んで一位ですけど、相当人を選ぶと思います。てか基本的に虚淵作品は人選びますよ。うん。良くも悪くも地上波アニメということで温かったまどマギから虚淵教に入信しようとする人々は、ここでかなり脱落してしまうんじゃないかという気がしてなりません。見事生き残った人等は残りの虚淵作品も楽しめる素質があるんで、是非買いあさってその物語世界を堪能してほしいですね。
2011/05/XX(5月分ツイートまとめ記事)
まずはゲームから。DDRは相変わらず紫プリン先生最強かと思いきや、いつの間にか全ての譜面が過去になってた。わけがわからないと思うが俺もマジでわからない!……いや最新作のボス曲の隠し譜面が史上最高に高難易度すぎたって話なんですけどね。曲がありきたりのボスっぽいトランス(?)でイマイチ好かんのに「高難易度にすれば人気が出る」と言わんばかりに地団駄譜面つけられても……。萎えるなぁ。
あとこないだ大須でぶらぶらヲタショップ巡りしてたんですが、ストロングホールドのゴールドエディション日本語版なんてものを見つけてビックリしました。かなり古いタイトルなんですが、中古がプレミア化して購入を諦めてただけに狂喜&即買い。やはりRTSは2Dの方が好きだなぁ。
小説方面だと文庫版IWGP8巻はいつも通りの面白さ。今回は社会問題ネタ多いですねー。
ラノベでは今年の秋から魔術士オーフェンの新シリーズ開始するってニュースが衝撃でした。……情報キャッチするの遅すぎorz しかし富士見書房とは切れてるぽいのに権利関係大丈夫なのかしらん。設定だけなら第4部まで用意してたみたいですけど、まさかまさか8年もの間隔空けてシリーズ再開とは予想すらしなかった!
てか再開しないといけないほどお金的に切羽詰まってるのかしらと邪推してしまう。ベティ・ザ・キッドも面白かったけど、今の秋田禎信って講談社ノベルスとかで出てそうなハードファンタジー寄りで、売り上げ出せる作風じゃないしな……。ああ、でも気になる。
それとFate/Zero文庫版1巻読了。1巻から虚淵イズム全開すぎだわ!2巻以降に期待が高まりすぎて心臓がドキドキする。早く読まなければ。
漫画だとジャイアント・キリングの新刊が出てたので買ったのですが、もう19巻でビックリした件について。よく考えればモーニングは週刊誌だし、ペースとしてはジャンプ漫画のコミックス買ってるのと大して変わらないはずなんですよね……。ただ何か夏のキャンプ後あたりから今ひとつテンポ悪いというか盛り上がりに欠ける気が。ちゃんと通して見れば山形戦も面白く見えるのかしらん?今思えば対名古屋→川崎→大阪(→東京)の流れは熱かったなぁ。特に対大阪戦ラストの世良のゴールは今のところこの漫画で一番熱かったシーンじゃないかと思います。東京戦後半ボコボコ→キャンプでクールダウンの流れですが、ここからETUと同じく漫画としての勢いも巻き返せるか気になります。
ところでかずみ☆マギカとおりこ☆マギカ買ったんですが、おりこの方のアクションシーンが何が起きてるか分かり辛い件について。単純にオリジナル漫画としてはかずみの方が良いですねー。テンポ良いし、話も絵も分かりやすいし。アニメ版キャラ出てこないし、作者の趣味で凄いセンスのコスだけど。(笑)
東雲版アマガミ3巻。最初は「次は薫かよ。人気落ちすぎて打ち切りなるんちゃうか?」と危惧してたんですが、薫良いじゃないですか!今までメデューサとかワカメとか思っててごめん!俺が間違ってた。絢辻編の時は1人あたり2巻分になったのに対応しきれず間延びしてましたけど、今回はかなり改善してる気がしますね。しかし薫でもこれだけ魅せるとなると、東雲先生にかかったら梨穂子でも確変起せるかもわからんね。それと番外編の犬プレイがマジキチ。シリアスな場面で「僕が先輩の犬になっちゃダメですか?」とワンワン連呼(→目撃した妹に引かれる)には腹筋が崩壊しましたよー。もうあれはマジキチ通り越して橘△!と叫びたくなりますよ。もっとやれ。
アニメは溜めこんでた花咲くいろは見てました。特にキャラの台詞回しとか掛け合いが一風変わってて面白いですね。話自体は他愛もないんですけど何か惹きつけられるものがあります。OPとEDの歌が残念気味ですが、作画綺麗だし演出上手いし個人的にはPAWorksの評価アップですよー。どうしてもAngel Beats!の駄目駄目さで悪印象持ちがちだったんですが、あれも脚本以外は問題なかったですし。
2011/02/07
どうも御無沙汰してます。まさか新年一発目の雑記が2月になるとは自分でも予想してませんでした……。社会人になってからオン・オフ共に駄目駄目な状況が続いているので今年こそ実りあるシーズンにしたいところです。
さて、前回の雑記から引き続いてアニメ制作スタジオ談義。とりあえずマングローブから。自分の中ではマングローブってサムチャンの後Ergo Proxyとかミツコとハッチン作った所で止まっていて、サブカル趣味の大人向け(≒あんまり売れ線ではない)アニメ作ってるスタジオというイメージが強かったんですが、その後「聖剣の刀鍛冶」→「さらい屋 五葉」→「神のみぞ知るセカイ」→「デッドマン・ワンダーランド」(2011年予定)という流れになっていたのを知った時はあまりにも作品のカラーが違いすぎて吹きだしてしまいました。何という萌え系→サブカル系コンボ……。オリジナルが作品のクオリティの割に商業的に苦戦したもんで、萌え系作品にも手出して名前も売りつつ、本来やりたいサブカル系作品でも商業的に堅い原作アリのやつで実力をつけつつ、ゆくゆくは再びオリジナル作品で勝負するという流れでしょうか?いやぁもしこれが正しいのなら、俺そういうノリ大好きなんでメチャメチャ応援したいですね。神のみも第2期決まったみたいですし、某AAじゃないですが確実に風が吹いてますよ!
あとは近年、劇場版「空の境界」で一気にその名を轟かせたufotableにも注目してます。自分が知るきっかけとなったのはフタコイオルタナティブという作品で、あのどたばたアクションコメディと叙情的な恋愛劇の混ぜっぷりとかが物凄く気にいって、初めてアニメのDVD-BOX買ったぐらい好きなんですよ。第1話も良いですが第7話「双葉恋太郎最初の事件」の完成度の高さは異常。ちなみに空の境界がufotable制作になったのも関係者がフタコイオルタが高く評価してたからだとか。何でも繋がってるもんですね~。今年はFate/Zeroが控えており是非見たいと思います。
そしてラストはシャフト。知ったきっかけがニコ動で見たefのOPなんですが、エロゲ原作アニメの割にえらくオシャレなOPだなーと印象に残ったぐらいで、実は先に上げた2社と比べてそこまで思い入れはなかったり。あ、でも去年末には「それでも町は廻っている」を1話だけ見る機会があってこれもまたOPのクオリティ高いし、中味もしっかりしてるなと感じました。原作が今ひとつ好きじゃないんでそれっきりでしたけど……。で、なんでわざわざシャフトに触れるかって言うと、今期の魔法少女まどか☆マギカが今のところクリティカルヒットしてて、今のところ1話あたり3回見てるぐらい入れ込んでるからなんです。しかし脚本の虚淵玄繋がりとか虚淵の所属するニトロプラス繋がりで話広げたいし、どう考えても長くなるのでこれまた次回に続けます。