2009/12/30

 あっという間に今年も終わりに近づく中、雑記で扱いたいネタは溜まってるんですが、どれもタイミング逃した感があってどうしたものかという感じです。あーでも今年のプロレス大賞は是非とも触れておきたい。個人的に結構意外な結果だったので。
 特に年間最高試合賞(ベストバウト賞)がまさかまさかのカミソリ十字架ボード+αデスマッチ、伊東竜二×葛西純!!!!絶賛されてるのは知ってましたが、まさか邪道であるデスマッチが受賞するとは思わず度肝抜かれました。ちなみにいわゆるデスマッチの受賞は先例があって1990年の大仁田厚vsターザン後藤以来とのこと。いやーこの試合は絶対見たいですねー。
 でここからは納得いかないことなんですが、いつものことながらノミネートの時点で全日&新日に偏りすぎ。そりゃ東スポ主催ですからメジャー団体優先なのは仕方ないですよ。でも船木復帰戦が入ってたりとか棚橋vs中邑と棚橋vs中西が2試合ずつ入ってたりするのはやっぱり釈然としません。あとタッグの曙&浜も大概ヒドイと思います。
 一方、プロレス大賞が終わった後には毎年恒例となりつつある大手ブログ、ブラック・アイ2さん主催のネットプロレス大賞2009も受け付け始まってますねー。しかし今年は昔の試合ばっか見てたのでどうしたものか。年末年始で試合見まくるかどうか分かりませんが、例年に比べて自信がない状態での投票になるのは間違いなさそうです。

 で、最近人からDVD全巻借りて攻殻機動隊SACの第2期を見てるんですが、やっぱ世界中で高く評価されるだけのことはありますね。普通にめっちゃおもろいですよ。10話まで見ましたが映像も凄いし、何より起承転結がバチッと決まってるのが良いです。それとマトリックスが散々攻殻の影響受けてるって言われてた理由もよ~く分かりました。(笑)
 しかし攻殻見てて、魔虚楽踊も2XXX年とか謳うぐらいならもっとサイバーな方向にすべきなんかなーとか、やっぱSFってのはいずれ掘り下げないといかんなぁとか色々考えてしまいました。これまであんま表に出したことはないと思いますが、2、3年前からSFに強い興味と恐怖があるんですよ。自分の考えてることがSFで扱ってる要素に近いので何かしら刺激を受ける物が絶対にありそうという興味と、自分の考えより遥か先を行きすぎて、もはやその領域まで到底辿りつけないと諦めてしまうかもしれないという恐怖。どっちかというと後者の方が強くてこれまで手出してなかったんですが、自分の方向性からするとやはり避けては通れないようです。

2009/12/06

 今ネガティブな意味で密かに話題になっているAPCの現状について、昔からAPCに関わってきた者として意見を述べたいと思います。
 現管理人のサードマンさんは過去2度ほど長期(数ヶ月単位)に渡って管理を怠っていた時期があり、今年の夏過ぎになって再び姿を見せるようになるも、根本的にスクリプト爆撃を防ぐ手立てを講じておらず、手動での削除のみで後手に回っており、不満の声が止まない……というのが現状認識です。
 さてSNSオフ会に3度ほど出させて頂いてAPCの裏話を聞いたり、現状に対する意見を交換したりしていたんですが、未だにどちらの方向に行くべきか迷っています。
 まず1つ目はAPCを終わらせる方向です。これはサードマンさんの管理人云々というよりオリバト界の規模縮小という流れを重く見て、大規模匿名掲示板そのものが維持できない状態になっていると見なしたところから来ています。サリナスさん時代にリコールしたみたいに協賛サイトさん連名で終了を求めるというのも一つの手ですが、最近思うのは皆がAPCからリンク外すという手段もアリだなということです。自然消滅というか無意味化を目指す形ですけど、協賛サイトの方に関しては「協賛を止める」のと同義なのでそれなりにインパクトがあるのではないかなと思います。僕の場合DLBは文句なしに非協賛なので現状が続くようなら間違いなくリンク切るつもりですが、OBRNの方からのAPCのリンクについてはちょっとどうしよう。(笑)これまでの歴史およびOBRNの立場を考えると躊躇われるところではありますけど。
 もう1つは自分がAPCをやるという方向です。外野からいきなり中枢ぶんどるような真似で突発的かもしれませんが、実はオフ会の際に複数のサイト管理人さんから、冗談か本気か「ゆうやみさん、4代目管理人やって下さいよ」的な話を頂いていて、ある程度支持は頂けるのかなと考えています。ただ僕がやるとなると「ID表示化(IP強制表示も考慮中)」は絶対やるつもりですし、廃止をも含めた協賛制度見直しまで考えているので、もはやAPCと言えるのかどうか……。
 しかし一番の懸案事項は、協賛サイトでも稼働してるサイト数が少なくなっており、リコールしても上手く引き継げるかどうか分からない点ですね。ただでさえ小さくなったオリバト界がこれをきっかけに更に分裂し、共倒れしてしまうのが自分にとって最悪のシナリオなので。半年以上迷っている原因ですね。
 今回わざわざ表向き誰も触れたがらない話題を取り上げたのは、そろそろ色々曖昧にしてきたことにケリをつけた方がいいと思ったからです。どうにかしましょうよ、ホント。

2009/11/28

 ドラゲ大阪大会行ったり、SNS大阪オフ参加したりやら色々ありましたが、それを押しのけて「装甲悪鬼村正」の内容について総括&考察やります!いい加減にしろ俺!(汗)
 さて今まであえて伏せてたんですが、ストーリーにしろテーマにしろこの作品を語る上で「善悪相殺」の呪いを説明せずにいるのは無理だと悟りました。主人公の駆る最強の剱冑(つるぎ/鍛冶師の魂が宿る巨大な鎧(見た目和風ロボット))である村正に備わるこの呪いは、「憎む者を殺したなら、愛する者をも殺すべし」(=敵を1人殺したなら、味方をも1人殺せ)という理を使い手に強要します。このため主人公は行く先々で望まぬ殺しを重ねてしまい罪業に悩み苦しむんですが、それでも目的を成すために悪鬼の道を行く……というのがこの物語の概要となります。
 テーマ性の強いストーリーであることから扱われるテーマも「善悪とは何か?」「武(≒力)とは何か?」という2点に集中しています。今作が非常に画期的だったのはこれらのテーマを綺麗ごとで片付けず、真摯に真正面から取り扱ったことですね。ストーリー上でも鍵になっている「善悪相殺の『呪い』の真実」とか「武の本質」とかの考え方には物凄い刺激を受けちゃって、これらについて滅茶苦茶考えさせられました。未だにぼーっとしてる時に自然とこれらのテーマについて考えちゃいますもん。(笑)
 また主に2ちゃんねるの村正スレで繰り広げられている、コンプリートした後のプレイヤーによる議論も相当興味深いんですよね。一番最後の悪鬼篇における主人公の境遇と決意についてなんですが、「多数の罪を重ね、そして十分に(?)報いを受けた主人公を許せるか」、「悪鬼となる決意の是非」の2点について賛否両論に割れているという状況そのものが面白い。作中で直接語られたテーマもそうなんですが、こうした「その後の議論」まで含めて、魔虚楽踊で扱いたくて現在行き詰っている点なので、この議論の中から突破口を見いだせればいいなと思います。

 さてプレイ後しばらく経って、美少女ゲーという観点から見てもこの作品は物凄い画期的なことをしでかしてくれたことに気づきました。今作のライター、奈良原一鉄の前作「刃鳴散らす」は男女間恋愛要素ゼロ、むしろBL要素の方が色濃く、正ルート以外は即バッドエンドという異端すぎる作品だったんですが、今作は比較的王道にならってか正ヒロインをかっちりと決めて、(光と茶々丸については異論も出そうですが)各自のルートも用意されている。しかし問題はその中味です。
 僕がこの界隈に本格的にハマる原因の一つとなった作品の一つにPSのギャルゲー&旅ゲー「風雨来記」があるんですが、これ実は1も2も全ヒロインが最後には主人公と別れる(ネタバレのため反転)という凄まじいゲームでして、大体は悲恋モノなんですけど、一部のシナリオで「恋愛感情はあるけど、それでも2人とも己が道を行くために別れる」という展開があるんですね。それが結構気に入って、その後もそういうシナリオを探し求めていたんですけど、この界隈ではあんまり無かったんです。
 時は流れ、やがて「各々譲れぬ信念を持って恋愛感情もある2人が、お互いの信念を尊重しつつも、真っ向からバッチバチに激突する」って話を(美少女ゲー界隈に限らず)誰かやってくれんかなぁと思うようになったんですよ。でも「そこまで尖がった奴は流石におらんやろ」と諦めてしまい、自分とこの魔虚楽踊で大量に盛り込んでたりしてたんですね。(笑)
 まぁここまで言えばもうお分かりだと思うんですが、村正のシナリオの一篇「英雄篇」(一条ルート)がまさしくコレだったんです。しかし徹底的にやり尽くされたんで、もう自分はええかなとか思ってしまいました。だって頭部を真っ二つにされようが、内蔵を自ら「取り出して」攻撃してくるような、化け物じみたヒロイン(相当な回復力及び痛覚アリ)の信念の重さ(あるいは執念)をどうやって越えろっていうんですか!? まぁ最初見た時はどこの山田風太郎かと爆笑しましたけど。(笑) しかもそれでいて、主人公のことを嫌ってはおらず、むしろ認めているという一見矛盾した構図を見事に成立させたその手腕にはひれ伏すしかありません。

 あとですね今回、奈良原が剣術だけじゃなくて幅広い教養があるのを示したのはかなり衝撃的でした。前作よりもギャグを大量に織り交ぜてきたのもそうですし、そのギャグも単純なパロディから風刺系まで自由自在ですし、日本史強いのは予想済みだとしても宗教系や軍事関係、あとは世界史もそれなりに行けそうな気配と、奈良原一鉄というライターの可能性を存分に見せてくれたと思いますね。今後はそれらの一部分を切り取って特化した作品が見てみたいところ。
 いやー、たまーにこういう尖がった作品が出てくるからこの界隈おもしれーし、未だに興味が尽きないんですよね~。虚淵玄と田中ロミオがしばらく作品出さなさそうな流れですけど、奈良原一鉄やるーすぼーいみたいな面白い人等が出てくる限り、今後も注目していきますよ!

2009/11/12

 今年の雑記の半分近くが村正関連ネタになってしまったことに気づいたゆうやみです。流石にコンプしたことですし、もう終わろうと思ったんですが、総括だけはやりたい気持ちがあるんですよ。でも現時点ではどうしても上手く纏めきれないんです。
 ただ自分に多大な影響を及ぼしたことだけは自覚できてるんですよね。流石に人生を変えるほどの影響を受けた大藪春彦の作品群には及ばないですが、創作妄想活動に関して最も大きな影響を受けた作品である「鬼哭街」「刃鳴散らす」(ちなみにどちらも同メーカー製エロゲ。刃鳴散らすに至っては村正のライターのデビュー作)並かもしれません。
 これらの作品を初めて読んだ後、いずれも「めっちゃ面白ぇっ!」という感想がまずあって、上質のエンターテイメントとして処理したはずが何時の間にやら自分の考え方や何やらに影響を及ぼしてる……っていう流れが普通だったんですが、村正に関してはダイレクトに「あ、俺この作品の影響受けるわ」と自覚できちゃったんですよね。俺自身の変化もあるのかもしれませんが、どちらかというと作品の持つ破壊力の凄さだと思っています。
 いやー、かつて虚淵と中央東口(同メーカーのライターと絵師)が映画「リベリオン」を見て多大な衝撃を受け、このままでは自分たちの作品にモロに影響が表れてしまうということで同人ノベル「浄火の紋章」を作って欲望を満たしたという話があったんですね。今までその話に対して「いくらなんでも誇張しすぎだろう」と笑っていられたんですが、今回ばかりは全然笑えないですよ。今のままだとオリバト書いても、突拍子もなくいきなり「魔剣の話をしよう。」とやりかねないです。(笑)
 そして影響を受ける一方で、魔虚楽踊で重視していた2つの側面の片方に関してアイデアで完全に上回られたのがショックでしたね~。俺が長年ぶち当たり続け作品のテーマそのものにもなっていた「壁」を、限定状況下の一瞬とはいえ乗り越えて見せやがった魔剣”装甲悪鬼”のアイデアの前にはもはや降参するしかありません。絶対的な敗北感という創痕(きずあと)をつけられた気分ですよ。ええ。
 マクロな側面では「ゼロ年代の想像力」に95%殺され、ミクロな領域は「装甲悪鬼村正」に60%がた殺され。もう書くの諦めて「魔虚楽踊でやりたかったことは『ゼロ年代の想像力』と『装甲悪鬼村正』と~~~を読めば分かります」で済ませる日が来るのも近いのかもしれません……が、しかし。まだ死んではいません。死なぬ限り俺は闘いますよ!溜まりに溜まった家事と狂いまくった生活リズムと!(笑)
 なんつーひでぇオチだ。(笑)

2009/11/11

装甲悪鬼村正、コンプリート。

そして男は悪鬼の道を行く。

 まぁそんなこんなで主に村正さんに萌え転がっていたんですけど、再起しかけた所へ再び訪れる挫折、そして2人してどこか遠くへ行こうというという展開は凄く丁寧で説得力ありましたね~。ただ、それまでの話の流れからすると妙に逃避の末の平穏を肯定しすぎていて、変だとは思ったんですよ。あまりにも胡散臭すぎる流れですし。「あの」奈良原ならここで一気にひっくり返すはず。そう信じて止みませんでした。
 しかし流れだすEDテーマ「落葉」……やっぱこのまま切なく明るく終わるのかなぁ、それでもアリかぁと一旦は納得したんですよ。あぁ、最後の一文が消え、ホワイトアウトしてスタッフロールが始まザクッ!
 もはや聞き慣れたを通り過ぎて聞き飽きた「刃物で刺す効果音」を聞いた瞬間、俺の胸中はキィタァァアァアアアアアアアッ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!の一念ですよ!そう第1章に一瞬出てきたきりだった端役を悪鬼篇になってようやく意外な形で再登場させるなど、練りに練りまくった構成を誇る今作で、あの男――あの宿敵との決着がないなんてありえねーんですよ!
 イメージソング「The Call」をバックに必死の追走劇が始まり、全てを失った主人公が宿敵と対峙する場面はホントきつかったですね……持ち上げて落とすだろうと読んでいてもきつかったです。しかしそうして訪れたラストの展開は予想外なものでした。納得いかない部分も結構ありますし。特に宿敵が主人公を「勘弁しといてやるよ」したところ。(笑) いや、主人公の決意自体は納得できるんですけどね。うん。
 いやでも一番納得いかないのは、ハリウッド映画的な「続き」を予感させるエンドにしちゃったことですよ!英雄篇とは全く異なる道を歩んだ正宗vs魔王篇で最強化した村正とかマジで気になって仕方ないんですが。真EDテーマの「Fuel My Soul」が曲調からしてこういうエンドにありがちな気だるい感じのハードロックだし卑怯すぎるわ!(笑)宿敵との完全決着もついてないし、謎も残されてるし、これは絶対ファンディスクやる気ですよ!メーカーの狙いに乗るのは癪ですが、待ち遠しいです。(笑)

2009/11/10

いやはや、とりあえず後1日で村正プレイ記終わるんでご勘弁を!……そんなわけで今宵は魔王篇クリア。

お見事!

 魔王篇は結構不満点の多い出来だったのですが、最後の最後で超特大の逆転ホームランを打ってのけました! 魔剣”装甲悪鬼”の存在は既に知ってしまっていたのですが、てっきり何度かやっていた兜割のことかと思ってたんで、まさかあんなものだとは想像もつきませんでしたね。作品のテーマも因縁も全て一つの「技」……いや「業」にまとめ上げたのには、もう凄すぎて白旗上げてボロ泣きするしかありませんでした。しかも悲しかったり嬉しかったりして泣いたのではなく、あまりにも語られた論理(ロジック)が凄くて圧倒されたからってのがありえませんよ。「すげぇ……すげぇわ……」と呻きつつ泣いてましたもん。(笑)それに加えて魔剣の説明をする裏でエンディングテーマ「落葉」を流すという普通に考えたら無茶苦茶な演出もクリティカルヒットでした。
 しかしクライマックスを通り過ぎても物語はここで終わりません。魔王篇のEDからそのまま突入する形で、自らを裁いたはずなのに生き延びてしまった湊斗さんと、役目を終え存在意義を失った村正によるラブラブ同棲生活篇悪鬼篇が残されています。が、もうコンプリートは目の前です。

2009/11/09

 あい変わらず装甲悪鬼村正の魔王篇やってるんですが、10時間経ってようやく茶々丸エンド到達。しかし選択肢選んだ後すぐに終わってしまうという手抜きノーマルエンド扱いで俺涙目。大鳥雷蝶戦カットであの終わり方はないですよ!真陛下ルート用意しろって作品スレで言われてた理由がよく分かりました。

暗黒オーラ全開ですがこれでも主人公です。

 奈良原は前作でも話の膨ませようのある別ルートをどれもこれもあっさり終わらせてたんですが、今作のような大作ではちゃんとフォローしてほしかったですね。ノベルゲームの利点を自ら投げ捨てるような行いは、もう……勿体ないとしか言いようがありません。
 そして元から仮想戦記っぽい設定だったんですが、魔王篇ではついに戦争が勃発してしまい、ガチで仮想戦記の様相を呈したのは吹きましたね。まぁ純粋に愛国心からだけではなく、どいつもこいつも真の目的を隠しつつ謀略戦をやってるので本筋から脱線することは無いですが、大分このあたりでテンポは削がれてるし、耐性の無い人等を脱落させてる気がします。(笑)
 あと魔王篇は茶々丸or光ルートってことになってるんですが、どう考えても村正さん最高な件について。ホント可愛いすぎてマジ萌えるよ!個人的にはニトロ歴代ヒロインの中でも最高。絶対人間形態あると思ってたけど、いざ出てくると卑怯すぎる破壊力でした。茶々丸ルートの方行ったら見れないんですけど、湊斗さんが洗脳から目覚めた後の村正の涙っぷりを見ちゃうと、こっから光に乗り換えるなんでマジ外道すぎますよ。無理無理無理夫ちゃんですよ。
 また村正さんは魔虚楽踊のメインヒロイン(の一人)と微妙に設定被っててその煩悶とかも通ずる部分があるので、こりゃどうしたものか。これ以上被らないように切実に願いますよ。(笑)

2009/11/08

 装甲悪鬼村正、お次は復讐篇(香奈枝ルート)クリア。

香奈枝の目は結局(ピー)なんでしょうか?

 よく考えたら第5篇までは共通なのでプレイするのは復讐篇だけでよく、プレイ時間は7時間程度でした。英雄篇はシナリオの重み・凄み以外がやや弱くて(戦闘がいきなり陰義重視になったりとか、伏線回収しなさすぎとか)今後に不安があったんですが、こちらは打って変わってエンターテイメント性重視。終盤の大鳥本家戦とか超燃えました!さよさんが強すぎる上に若返ったのは爆笑しましたが。(笑)それと伏線回収によるカタルシスが凄かったですね。署長の正体とか、第1章で退場してしまった(と思われた)あの2人が出てくるところとかホント震えました。
 ただ話の重みとかは英雄篇に負けるのかなーとか思います。湊斗さんの態度が終始一貫してて迷いが無かったし、香奈枝の葛藤もわりとあっさり決着してしまいますし、最後も静謐感漂う中で締めましたしね。それにこれってある意味ハッピーエンドじゃないかと思うんですがどうか。
 あとこのルートのメインヒロインを差し置いて村正さんがほんと良いキャラしすぎて惚れましたよ。てかあれだけ村正を憎んでた湊斗さんが「ありがとう」と感謝する下りはホント感慨深いものがありましたし。うわー、もうこの勢いで魔王篇もやっちゃいますよ!

2009/11/05

 装甲悪鬼村正、英雄篇(一条ルート)クリア。

情感溢れすぎなエンド。

 プレイ時間は16時間程度でしたが、体験版でプレイ済みの第2篇まで飛ばしてるので普通にプレイしてたら22時間程度なのかしらん?いやはや凄まじい作品でした。クリアした後、あまりの虚脱感に動けませんでしたね。もう何というか……色々語ろうと思っていたのですが、良くも悪くも語るべきところが多すぎるので今のところは胸に秘めておきます。それに英雄篇と復讐篇(香奈枝ルート)を終わらせた後に解禁される魔王篇が真打ちとのことなので、まだまだ大いに驚嘆させてくれそうです。

2009/11/01

 例によって日付変わったのに前日の日付で雑記を更新してるゆうやみです。もう前回の雑記から8日(厳密には9日)立ったのか……。
 さてまたまた仕事に追い込みがかかって涙目だったり、映画版カイジを見てきて噂通りの良作っぷりで驚いたり、見たことないけど興味はある魔法少女リリカルなのはの4期で、なのはさんが25歳になったと聞いて大いにお茶吹いたり、そもそもタイトルが「魔法戦記リリカル~」になってて一体どこに向かうんだろうかと心配したりと色々あった月末でした。世間一般では何も無かったとも言います。

 ところでQMA6のExtraで追加された検定試験モードの中でプロレス検定がありましたよね。あれ出た直後に5、6回やってSランク(2500点以上)出して満足しちゃってたんですよ。でその後全国トップが6000点台と知って、今日頑張って挑戦してみたんですが、3900点ぐらいまで伸ばせました。僕のプヲタぶりを知ってる人からすると意外かと思われるかもしれませんが、僕の知識は00年代のプロレスに偏ってるので、それ以前の細かいプロレス知識聞かれるとしんどいんですよね。正答率75~85%前後ぐらいですし。
 で、順位も600番台前半まで上がりそれなりに満足して、家に帰ってQMA6のランキングを見ると、いまさらランキング集計が9月末までだったことを知りました。もっと最初に本気出しとくべきだったorz ……まぁでもあれってSランク取った人全員掲載されるので、自分も載ってるはずと思って最後の方のページを見たんですよ。で見つかったんですね。


プレイ場所:「北海道」

 いや目が点になりましたよ!走馬灯のように9月下旬のことが思い出されます。あ、シルバーウィークに行った北海道旅行で、ふらっと入ったゲーセンでQMAやったわ。連休明けから仕事忙しくなってゲーセン行く暇無かったんで、9月の最後のプレイはそこが最後だったんでしょうね。うわ、なんか恥ずかしいわ。(笑)ほっ・かい・どぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!(そんなこと言ってお茶を濁そうとしても、プレイキャラがシャロン様なのは誤魔化せてません

 さてさて単発で終わることの多い今雑記のエロゲネタの中で、発売前なのに事あるごとに取り上げて来た「装甲悪鬼村正」ついに発売です!発売日に買うつもりでしたが本日ようやく買えましたよ!金曜は残業になって買いに行けず、土曜は出勤で家帰ってから疲れて寝てしまいアウトでしたもん。


 何という木箱……。ソフマップで買ったんですがなんか特典もついてきました。さて体験版終わってるので第2篇まですっ飛ばして第3篇、第4篇とプレイし、現在第5篇の途中まで終わりました。総プレイ時間が表示されるので逆算しましたが1篇3時間前後ですね~。今のところ奈良原信者の俺としては文句なしの神作。第3篇のレースも比較的予想しやすい展開でしたが、それでも決勝で全部決着つくと思いましたし、それを裏切っての最後の追跡劇が熱すぎました!てっきり卵の力で目覚めたレーサークルスと普通にバトルするのかと思いきやタイム表示が出て、そう来たかと膝を叩きましたね。
 そしてバトルに頼らず魅せた第3篇に続いての第4篇は、打って変わってもうバトルバトルの大連続でイキっぱなしですよ!荒覇吐戦だけでもメチャメチャ熱いのに、そこから雪車町戦に移ってからはもう……。絶賛の言葉しかありません。また今回特筆しておきたいのは、シナリオ構成がものすごく巧みなことですね。伏線の張り方や回収の仕方とか、バトルシーンの頻度や緩急の付け方とか、プレイヤーが楽しめるように計算しまくって練りに練ってきた印象を受けます。ライターの腕前というよりも、10周年記念作品ってことで他のライターも相当口入れした結果じゃないかなという気がしますが、これは大正解ですよ。うん。
 正直まだ前半折り返しって感じの段階ですが、あまりにも圧倒的すぎてもう創作活動そのものを止めちゃいたくなるぐらいの衝撃を受けました。「ゼロ年代の想像力」で魔虚楽踊書くの止めようかと思ったのといい、今年は厄年か。(笑)まぁ後半になってから駄目になる竜頭蛇尾なゲームもあるので、ここからがこの作品にとって正念場というところですが、とりあえずコンプリートするまで寝食ネットを忘れ没頭したいと思います。ではでは。

2009/10/18

  まさかの1ヶ月半放置……。確かに9月はわりと忙しかったんですが10月第2週あたりから暇だっただろ俺!いや原因はブラックマトリクスOOって分かってるんですけどね。てか今公式サイト見てビックリしたけど5年前のゲームだったのか!早いなぁ~。
 でこのゲーム、5つエンディングあるんですが、2周目で真エンドを見たところで飽きて売っぱらったんですよね。で去年あたりに全エンド制覇してなかったなぁと思いだし、再び購入→放置していたのに手をつけたのが運のつき。実質先週末と今週末の4日(先週末の連休は1日出勤有り)を費やして現在2周目8章のプレイ時間40時間オーバーでございます。シリーズ通して設定は厨二だし、かなり作業ゲーだし、決して褒められた出来じゃないんですけどね~。何かたまにやりたくなるんですよ。
 まぁ1ヶ月半の間に台風が来たりやら色々あったわけですが、一番びっくらこいたのがギタドラの新作の仕様変更ですよ!!!ギターが5ボタン化、そしてドラムがまさかのツーバス、フロアタム、左シンバル追加で、かつてビートマニアIIDXが登場した衝撃を思い出させます。てかドラムは今でもパンピー中心にオートバスしてる人多いのに、こんなん追加したら完全置いてきぼりですよ!筺体もDDRXバリに豪華ですが、大きすぎ&高すぎてこれまでのように複数台導入という訳にはいかなさそうですねー。ギターは次で18作目、ドラムは17作目になり、変化が必要なのは分かりますが一体どうなることやら。

 それからしつこく話題に取り上げすぎな気はしますが、発売2週間前を切った装甲悪鬼村正(リンク先18禁)。いやぁ忙しくても第2編体験版はちゃんと公開直後に終わらせてますよ。話自体は結構読めてしまうのですが、最後らへんの主人公の心情描写が素晴らしかったですね。主人公と村正のやりとりとかホント切ない。ああいう会話が書ける人になりたいですわ。
 あ、バトルも十二分に面白く唸らされましたよ?月山の正体とかも意表突かれましたしね。最後のアレはもはやレールガンとは言えないだろうというツッコミや、第1編の真改に続きここでもボコボコにされててこれから先大丈夫なのだろうかという不安もありますが。(笑)
 発売直前ということもあり情報公開も大分進みましたね。今回、謎の少女=主人公の妹(?)=銀星号の使い手=光(?)の存在や村正の呪いの件など情報公開しすぎじゃないかと思うことは多々ありますが、それだけ中味に自信があると受け取りたいです。まぁそれはともかくとしてもTH2のこのみママばりに若作りな主人公の養母の存在も明らかになったんですが、主人公が養子→妹とは実兄妹じゃない=エロゲ界において義理兄妹設定は攻略可能を示す前フリなので、やはり光ルートもあるんじゃないかと睨んでます。頼むから村正ルートもあってほしいですね~。
 今更ですが初回限定版ももう予約してありますよ。木箱に入ってるとのことですが、ネット上を探してみるとサンプル品画像を見つけました。


 なんという木箱……。シンプルに「村正」だけで書いてあると良かったんですが、まぁこの程度は仕方ないかというのが率直な感想ですねー。いやはや発売日が楽しみです。

2009/08/31

 衆議院選挙終わりましたね。自分も投票してきましたが、結果は案の定アレで残念です。まぁ選挙前から言われてたのでそれほどショックはありませんが。正直政治ネタの話については色々思う所があるのですけど、この雑記ではやらないと決めてるのでやりません。まぁ何はともあれ前向いて行きましょう。
 話は変わりますが土曜の夜に、村正の体験版をちゃんとやり終えました。前に紹介しましたが、実はあの時は文章に癖がありすぎてスキップであらすじ確認しただけだったんです。(汗) 今回はしっかり気合入れて文章読んだんですが、ようやく慣れてきて楽しんでプレイできました。
  さてプレイした感想ですが、体験版終了後あまりにも期待が高まりすぎて心臓がマジでドキドキしましたよ!もう一体どんな修羅場を見せてくれるのか楽しみで仕方がありません。最初ロボットモノと聞いて敬遠した俺が馬鹿でしたね。これは間違いなく待ち望んでいた奈良原一鉄の作品ですよ。色々逆風が吹いてる中、尖がりすぎて規制に引っかかりそうな勢いですが、何とかライターの構想通り作品化されるといいなぁ。
 プレイした後、2ちゃんねる等で情報収集していると音声付体験版が一般公開されたとの情報が。コミケ来場者向けにバージョンアップした体験版が存在してたのは知ってたんですが、まさかもう一般公開とは……。やるしかないじゃん!
 という訳で、立て続けに音声付き体験版をプレイ。うわー、皆音声入ってるけど、鈴川先生とかミスキャスト気味な人多いぞ!雄飛と忠保と香奈枝も何か違うんだよなぁ……。まきいづみ演ずる小夏も地の文章で「異常に可愛らしい声」って書かれてるせいかやりすぎですしね。まぁセーフっちゃセーフか。あと律の声が北都南(この業界では出演作品数トップクラスの大物)でクソ吹いた。(笑)声優関係はほとんど興味無い俺でさえ北都姉さんの声は覚えつつあるぞ……。しかもわざわざハウリング演出されててワロタ。
 しかし一条もやや微妙だし、ヒロイン勢がこれはどうなんでしょう。慣れたらなんともないのかもしれないけど、今のところ声的には村正と銀星号(の中の人)に物凄く正ヒロイン臭と魅力を感じます。(笑)てか多分ルートあるでしょ。うん。まだ中の人の詳細についてはビジュアルすらほとんど明らかになってませんが、現在ルートがあるのが確定してる3人よりこっちの2人にむしろ期待したいと思います。
 いやマジで10月末が楽しみだなぁ。限定版の木箱買うよ木箱!

2009/08/30

 今日は漫画とプロレス談義でございます。まず漫画ですけど、こないだブラックラグーン目当てにサンデーGX立ち読みしたら、2年以上に渡って続いてるロベルタ再来編のちょうど最終回で、結末を知ってしまいました。コミックス派なのにこれは残念……。後はノノノノ7巻買いました~。ヤンジャンは基本毎号立ち読みしてるんで話全部知ってるんですけどね。皇帝覚醒の巻でございます。
 あとはそうそう、ヤングアニマルの方で連載されてたキミキスの漫画版さり気に全巻持ってたりするんですが、アマガミもいよいよ今秋から連載開始ということで先行の0話が別冊ヤングアニマルあいらんどの方に掲載されてたので、わざわざ買ってきましたよ。いや~東雲先生相変わらずエロいね!ただ美也と七咲の描き分けが出来てないのでたまに混乱するのがアレ。後、今回は変態紳士主人公の橘さんの出番がほとんど無く、東雲先生がどう描くのか気になるところです。キミキスの時に主人公がやたら可愛く描かれていたので、今回もえらいことになりそうな気が……。
 プロレスの方はDDTの両国大会とG1が終わりましたね。飯伏が勝つとは思ってましたが、まさかフェニックススプラッシュじゃなくてあんなハチャメチャな技だとは……。客も流石に満員にはならなかったものの好調だったそうで、さらに来年も開催決定しましたし、この勢いはどこまで行くのでしょうか?G1の方は規定路線って感じですが、田中が決勝トーナメント進出できなかったのと棚橋の怪我→王座返上は予想外でしたね。しかも真壁vs中邑で王座決定戦するとなると、やっぱり2連敗はさせられないだろうし中邑王者ってことになるんでしょうけど、今度は東京ドームのメイン誰とやるのかって話ですからね。どうなることやら。

2009/08/27

 OBR-SNSのオフ会に参加したり、お盆に実家戻ったり、9月に北海道旅行を予定してたりとオフで色々あったゆうやみです。仕事の方は自分の担当してるとこの取扱量こそ倍に増えたものの、正直世間一般からすればまだまだ楽すぎる状態です。しかし何か帰った後、ふらっと寝ちゃうんですよねー。お陰さまでサイトの方が絶賛停滞中ですorz 
 はてさて短かった夏ももう終わりに近づき、秋も近づいてきているこの頃ですが、俺の興味のあるゲームやらプロレスやら漫画界隈で良い話が次々と出てきて非常に熱いこの頃。
 まずゲームの方ですけどPS3値下げとPSP版ペルソナ3発売決定のニュースが自分の中で大きかったです。PS3とPSPと液晶テレビ(32or37型)は就職してから揃えるつもりで先延ばしにしてましたが、そろそろ本腰入れて検討します。でも車も買わないといけないしなー。
 あと1ヶ月ぶりぐらいにゲーセンに行ってきたんですが、デスマBMLをやってみたところいきなりサキュラでクリアしちゃいました。あれ初めてクリアした後、城とかティラノサタン戦で毎回死んでてスランプ気味だったんですが、今回もまた苦戦させられました。ただ今回はジルバ戦でハイパー使って瞬殺→ケーキ(ライフ+2)取れたのと、ティラノサタン戦で500ハイパー発動して上下針玉からいきなり縦シューにすっ飛ばせたのがデカかったですねー。
 そして2プレイ目は久々のローザさんじゅうななさい!BMLでは他のキャラも攻撃力が増加したのであんまり触ってなかったんですが、久々にプレイして大爆発しました。サキュラに慣れ過ぎてプレイ感覚取り戻すのに苦労しましたが、その後、大爆発してスコアが約2億7千万まで行けました。ジルバ戦でケーキ狙いすぎてボコボコにされてティラノサタン戦で沈められましたが。(死)いやBMLなんで2億7千万でもカスなんですが(全国1位で100億越えてる)、自分MBLでも無印と大してスコア変わってなかったんで……。最初のサキュラも1億ちょっとだし。ローザさん浮気しててすいませんでした!(笑)
 お次はDDR。MAXXクリアと足龍(グルーブレーダー全部100以上)を目標にダラダラやってる感じですが、VOLTAGE(コンボ繋げると上昇)だけ70ぐらいで、ずっと激アクロス(フルコンでVOL100)粘着してたんですね。で、毎回最後の方で切ってたんですが、今回は最後の縦連まで繋がってようやくフルコンかと思いきや、最後の最後で切れましたorz しかも今作は1回のプレイで上昇する数値に制限が設けられてるので、80ぐらいにしかならなかったという……。もう今回無理かもorz
 というわけでゲームについて語ってたらえらい長くなってしまったので、漫画とプロレス談義はまた明日ということで。

2009/08/06

 かつてエロゲの看板を借りた超ダーク剣劇ADV「刃鳴散らす」、および外伝「戒厳聖都」でゆうやみを震撼させたシナリオライター(兼古武術道場の師範代):奈良原一鉄が帰ってきました。その新作の名は「装甲悪鬼村正」(リンク先一応18禁)。2年前のコミケで4作同時制作発表されていた中に入っていたんですが、2年経って「ニトロプラス10周年記念作品」という信じ難い大役を担って姿を現そうとしています。
 今年の春ぐらいから本格的に情報公開が始まっていて、「ダーク系ロボット剣劇モノ」というありえないジャンルに度肝を抜かれたのも今は昔。奈良原は好きだけどロボット物が苦手な俺は様子見していて、体験版が公開されてもスルーしていたぐらいなんですが、プロモーションビデオが最近公開されてリピートしてたら妙にツボにはまってしまいました。主題歌も小野正利なのはいいけど、クサイなーと思ってたら段々ツボにハマってきて両方とも延々とリピートしています。(笑)
 そんな訳でようやく重い腰を上げて体験版をダウンロードしてプレイし出したんですが、まず世界観を優先しすぎてインターフェイスの使い勝手がひどすぎて爆笑しましたよ。とりあえず下のスクリーンショットをどうぞ。クリックで拡大。

  

 設定画面含めて全部が縦書きな上、メッセージウィンドウが最大4行しかありません!こんな見辛い設定画面見たことないよ!しかも刃鳴散らすの時点でかなり硬派な文章だった上、剣術の解説が長すぎて相当読み辛かったのに(要ニコ動アカウント)、今作は更に堅苦しい文章になってるのでこの形式ではもはや拷問。読んでて尋常じゃなく疲れます。
 さらに奈良原の文章の最大の特徴でもある剣術描写及び解説の細かさは健在。まさか第一章でまた運動のメカニズムを説明図付きで延々と説明されるとは思いませんでしたよ!

  

 かつて刃鳴散らすでも最後の攻防を説明するのにこんな図が出てきたんですが、あくまでも人対人だったので剣術の説明の範疇に収まっていました。しかし今回は空飛ぶロボットによる剣劇なので真面目に説明されても図がシュールすぎてネタにしか見えません。(笑)しかも航空力学とかまで考慮して真面目に説明するなよ!でもそんな奈良原が俺は好きだ!(笑)
 また前作以上にストイックかつダークなストーリー展開にはやはり魅かれるものがあります。体験版の部分では上のスクリーンショットでも出てるいかにも主人公っぽい少年とヒロインっぽい少女が中心なんですが、ここで書くのを憚るほど悲惨な展開に「これは英雄の物語ではない。英雄を求める者は無用である」というキャッチコピーに偽りなしということがよーく分かりました。奈良原の本気はマジハンパねぇぞ!刃鳴散らすの時も主要キャラほぼ全員死亡しましたし、今回も体験版のノリで行くと多分ほとんど死ぬんでしょうね~。何かヒロインも3人ほどいるみたいですが、早くも2人から死臭が漂ってる気がするんですが気のせいではないはず。
 いやはや何だかんだで滅茶苦茶気になってきましたよ。初回限定版はパッケージが木箱らしいですが、よーしパパ買っちゃうぞ~(死) こんなキワモノ作品を10周年記念作品に持ってくるニトロプラスの漢っぷりはホント神の域に達してますよ。次の10周年も超頑張って欲しいですね!

2009/08/04

 いやはや01MAXの名古屋大会をすっかり忘れてて凹んだゆうやみです。火祭り公式戦、田中将斗vsマグニチュード岸和田見たかったよ~~。新日のG1も愛知県体はカードしょぼいですしねー。田中vs真壁って昨年の火祭りの決勝カードかよ!大阪2日目が羨ましくてしょうがありません。永田vs杉浦は純粋に見たいし、田中vs大森という新日で実現するのがおかしいカードもあるし。(笑)

 はてさて話は一転、デスロリータスマイルズMBL。といっても今日は俺がどこまで行ったとかそういう話ではなく、稼働から半年、XBOX360版発売から2ヶ月が経って、ようやく真のラスボス「ブラッディージルバ」の存在が発覚したという話です。ほらそこ2ヶ月遅れのネタとか言わない!
 開発元のCAVEはこれまで出すシューティングゲームのほぼ全てで、日本で数人しか到達・倒せないような真ラスボスを用意してきたのですが、デススマイルズは初心者向けというコンセプトもあり、そのようなボスはいませんでした。しかしアレンジ版のMBLからは上級者の要望に応え難易度を引き上げたので、真ラスボスもいるのではないかと噂になったのですが、当時トッププレイヤーがいくらプレイしても出てこなかったため、いないという結論が下されました。
 風向きが変わったのはXBOX360版が発売された今年の春過ぎ。XBOX360にはゲームをプレイして一定条件を満たすと「実績」というものが付き、プレイヤー同士でどのゲームをどれくらいやりこんでいるか分かるというシステムがあります。デススマイルズも「ノーコンテニューでクリア」やら「スコア2億突破」やら様々な実績が用意されていたのですが、最後の一個だけがどうしても解除されず謎に包まれていました。
 このため5月末に発売されたゲーム誌にてついにこの最後の実績の条件が公開されました。それが「ブラッディージルバを倒してクリアする」というものだったのです。さて何故誰もこの条件を満たせなかったのか。答えは簡単でブラッディージルバの出現条件がきび過ぎたからです。その条件とは「隠しステージを含めて全9ステージを全てレベル999(MBLで追加された超高難易度モード)でクリアし」、なおかつ「最終ボス『ティラノサタン』までノーミスで到達する」というもの。ノーコンテニューじゃなくてノーミス!頭おかしいとしか思えないレベル999で全ステージ進めてなおかつジルバもノーミスで倒す!こんな条件では真ラスボスはいないと思い込むのも無理はありません。
 条件公開後、リスタート(面の途中からやり直す機能。ただし使うと実績解除不可)を多用してようやく出現させた人が現れました。
 ただブラッディージルバは真ラスボスに相応しい攻撃力を誇るものの、これまでの真ボスとは違いボムも効くし体力も低めという脆さをも抱えており、出現条件を満たすより倒す方がはるかに簡単というオマケボスというのが実態でした。これには正直ガッカリですよ。特に真ラスボス用のBGMとか用意されてるのかと思いきや普通のボス戦BGMに戻るとかほんとセンス無いわー。
 しかし何はともあれ、ここ最近になってようやく正当な(リスタート無しでの)実績解除者が出たことにより、完全クリア達成者が出るまで最も期間のかかったCAVEシューティングとなりました。しかし強すぎて攻略に時間がかかった緋蜂やエヴァッカニア・ドゥームや真アキの時と違って、今回は存在自体に気づいてももらえなかったため、何かこう「誰が一番最初に真ラスボスを倒すのか?」という盛り上がりがあまり無かったのが残念です。やっぱりノーコンテニューで出現→ボムバリア有りで体力2倍ぐらいの方が良かったんじゃないかなー。

2009/07/25

 以前も雑記で取り上げた宇野常寛「ゼロ年代の想像力」ですが、実は春前には買っていて放置していて、今月の頭にようやく読み終わりました。OBR-SNSでも若干触れましたけど、物凄い刺激を受けました。上手くまとまってる内容の要約をネット上で発見したので、興味のある方はどうぞ。インターネット上には、はてなblogユーザーを中心としたサブカル批評系のネット論壇コミュニティが存在していて、この本についても相当議論されており非常に読み応えのある文章も多いように俺なんかは思うのですが、この界隈は奥が深すぎ、議論の内容も難しいので、興味はありますが、あんま深入りするのは止めておきます。
 さて、この本で一番ショックだったのは魔虚楽踊の根底にあるテーマの約95%がた綺麗に整理して説明されてしまったことですよね。(笑) 読み進めてる最中、ホント「魔虚楽踊読むぐらいだったらこの本の冒頭30ページ読んだ方がいいよ」っていう状態になったらどうしようか不安もあったんですが、結論部分に対してはわりと違う見方をしているし(これが残りの5%)、この本を叩き台として新たに考えさせられたこともあるので、何とかなりそうです。

2009/07/08

 デスマMBLでスランプに陥り、毎回城の後半のサイクロプス(大)の連発地帯で3発ぐらい貰ってジルバで死亡している今日この頃。サキュラって左右の切り返し多いときついよね!
 さて今日は数年ぶりにPCゲームネタです。っつってもエロゲじゃないですよ!(笑) ……いやはや最近はとんとPC洋ゲーは御無沙汰してるんですが、傑作「トロピコ」、そしてあの「マフィア」がベスト版になって数年ぶりに再販されると聞いては黙ってられませんよ。俺がPCゲームを知り、一番ハマったのって00年代前半なんですけど、きっかけになったのがこの2本ですからね。どっちも買った後にプレミア化して悦に入ったのも良い思い出。どちらも日本語版が手に入らず英語版買ってまでプレイしてた人も多いようなので、今回の再販は歓迎しています。てかもう日本語版の発売から6年以上も経ってたのね……。当時MAFIAの素晴らしいグラフィックに感動させられましたが、流石に今見ると古さを感じます。2Dのトロピコは割り切れるんですが。
 何年も再販を熱望されながらようやく今回実現したわけですが、それもこれも「Tropico 3」と「MAFIA2」がいよいよ発売に向かってるというのが大きいと思います。まだ日本語版の発売は発表されていませんが、どちらも期待してるので今回再販に尽力したズーさんに是非とも出してほしいですね!

2009/06/26

 こちらではお久しぶりです。仕事自体は忙しくないんですけど、色々生活のリズムが狂いまくって、なんだかんだで時間が空いてしまいました。三沢が亡くなってしまったり、先週末にオリバト関係のオフ会に出たりとネタは色々あるんですが、ちょっとずつ書いていきたいと思います。

 さて先月の半ばぐらいまで色々なエンターテイメントに触れたものの、今ひとつ感銘を受けなかったのですが、後半あたりからツボに入る作品とぶつかって嬉しい悲鳴を上げています。
 まずはモーニングで連載中のサッカー漫画「GIANT KILLING」。DLBからリンクしているSomething Orangeさんの漫画特集で紹介されてて興味を持ち読みだしたのですが、あっという間に全巻揃えてしまいました。まさかこの歳でスポーツもの、しかもろくに知らないサッカーの漫画にハマるとは思いもよりませんでしたよ。主人公が監督ってことで描かれる内容は戦略&戦術中心なのが特徴で、そこが面白く感じられるのはありますが、何より人の描き方が良くて素敵な作品です。
 お次は今更かという感じもしますが、ペルソナ4!昨年RPGファンのみならずゲーマー全体で名作として騒がれた作品ですね。今はりせダンジョンやってる最中ですが、RPGとしての基礎部分が丁寧に作ってあるなぁという印象を受けます。特にBGMはヴォーカル物入れまくりとRPGとして斬新すぎますが、素晴らしいですね。サントラ買いましたもん。(笑)
 オープニングからまともに自由行動になるまでが長かったり、ウリの学園生活が劣化版ガンパレードマーチの域を出てなかったり、全体的にお洒落系の雰囲気漂ってるのに各コミュニティのシナリオがあまりにもストレートすぎてこっ恥ずかしくなる等(お前だけ)、改善してほしい点もありますが、逆に言えば改善の余地がまだまだあるってことですからね。現状では買ってかなり満足してますし、改善が施されてるであろうペルソナ5にも期待というところです。
 最後は前からやってますが、デススマイルズメガブラックレーベル!デスマのアレンジバージョンです。世間ではデスマ2が稼働してるのに……というのはありますがまぁそれはそれ。さて、行きつけの某店がいつの間にか無印→BL(notボーイズラブ)に切り替わっていたので、ちょっと寂しくなりつつ未だクリアしてないサキュラでプレイ。

やってやったぜ!

 なんか神が降りてきて初クリアできちゃいました。上の方に見えてるのですがこの店ライフ+2なんですけど、ライフ3か3.5ぐらい残してクリアできたので、一応標準設定でもクリアできるんじゃないかと。ホント今回は神がかってましたよ。前半6ステージは被ダメ1貰いつつも回復アイテム取ってプラスマイナス0で折り返し、城の道中も被ダメ1貰うもエクステンドで回復しライフ5のままジルバ戦突入ですから。
 この時点でクリア出来そうな予感がしてたんですが、初めてサキュラでハイパー+ロックオンやってみたら威力高すぎて吹いたwwwwノーボム撃破で貰えるお菓子(ライフ+2)美味しいです(^o^)ノ ライフ5以上抱えるという必勝態勢でティラノ戦へ突入しましたが、クリア優先なので容赦なくボム連打。終盤の縦シュー化の時にロックオンしようとしたら全然ロックがかからず、逆にダメージ2、3発ぐらい貰って凹みましたが、最後は何とか撃破できました。良かった良かった。

2009/05/10

 またまた1ヶ月も間が空いてしまいました。仕事の方は本配属されて早くも1ヶ月近くが経ちそうな訳ですが、現状はっきり言って楽&暇な部類に入ると思います。そんな訳で微妙に深夜アニメに手出してみたり、ゲーセン通ってみたり、新しく漫画を開拓してみたり、映画やらプロレス見に行ったりしてたんですけど、話題らしい話題もなく、ずるずると雑記を書きそびれてしまいました。
 さてそんな前フリをしておいたからには大ネタがあるのかというと、ぶっちゃけ無いです。(死) QMA6でガーゴイル組とミノタウロス組を往復しまくってみたり、近所のゲーセンにあったせいで熱が戻りつつある初代TGMで自己ベストの500越え&ランクS3出してみたりっていうぐらいですね。
 しかし、ついに完結を迎えてヘルシングについては触れたいですね。最後の10巻まで漫画喫茶に入っていたので一気に読んだんですけど、想像以上にラストが良かったです。昔話題になった時に一気に読んだんですが、ロンドンでの戦いが始まった辺りで正直ダレてしまい興味を失っていたのですよ。でも今回読んで、終わりよければ全て良しということで自分の中でかなり株が上がりましたね。自分以外にも結構同じように途中で止まってる人も多いと思うんですが、是非最後まで読んでみて下さいな。
 あと余談ですが、終盤の少佐絡みの一連のやり取りは魔虚楽踊のテーマと被る部分があったのでかなり興味深く読めました。また最後の方の雰囲気も、魔虚楽踊(の終盤で)予想される雰囲気とやや似ていて、非常に良い刺激を受けましたね。魔虚楽踊は設定だけ羅列してる段階なのではっきり言って非常に雰囲気が掴みにくいと思うのですが、最終的にはあんな感じになると思って頂ければ良いかと。

2009/04/09

 さて新年度ということで名古屋に引っ越しまして、ケーブル回線から光回線へとランクアップしました。光の速さで更新するぜ!と意気込むものの、電化製品は揃っていても家具やら細々した物が揃っておらず、連日帰宅後、夜遅くまで買い物に出かける日々というオチです。あと仕事の方はまだ研修段階なので何とも言えませんね~。明日から土曜まで研修の締めとして合宿に行って来週月曜に正式配属という流れなので、ある程度落ちついてきそうです。

 そういえば3月下旬はプロレスのビッグマッチが続きましたね。ドラゲや新日本の両国、アメリカじゃレッスルマニアもありました。色々と話題には事欠かせない中、自分は日本ガイシホールであったDREAM.8に行ってきました。初の総合格闘技観戦です!いや大阪にいた時から行こう行こうとは思っていたんですが、総合格闘技ってプロレス以上にチケット高いので二の足踏んでたんですよね~。今回は就職祝いで懐がやや潤ってることもあるし、会場が自転車で行ける距離という好立地なこともあって特攻してきました。
 さて今回はウェルター級GPの1回戦ということなんですけど、地方ということもあってか選手の知名度的にやや厳しいカードが並んでいて、内容自体はそこまで期待していませんでした。しかし蓋を開けてみれば中々見所の多い興行だったと思います。オープニングマッチから見事なジャーマンスープレックスが出るわ、メインでは青木が瞬殺され、予想外の展開に会場の観客が総立ちで拍手喝采するわ、間の試合も伸び盛りの選手が色々見れて面白かったですね。ただ4時間半もあったのは流石に長すぎ。

2009/03/14

 お久しぶりです。相変わらず遊び呆けてたゆうやみです。大学の成績発表がありましたが無事卒業も確定し、いよいよ来週末に名古屋へ引越します!このためしばらくサイト運営の方はお休みさせていただきます。まだインターネット契約してないのでいつ再開できるか分かりませんが、最悪でもGWには復帰できるかと思います。用のある方はよっぽど他人に見られたくない場合以外は掲示板の方へ書きこんで頂けると助かります。満喫とかからアクセスする可能性は多いにあるので。

 唐突ですが今月に入ってからQMAにハマりました。1のロケテで何度かプレイしたことはあるのですが、それから何年ぐらい経ってるんだろ。プレイし出したのが6稼働直前ということで、100円/2クレジット/予習3回の店ばっかりでがっつりやれました。ちなみに最終成績は上級魔術士/ミノタ組で使用キャラは(´・ω・`)シャローンです。
 で今日、日本橋の方まで出たついでにQMA6を初プレイしてきたんですが、まだまだガーゴイル組の難易度高いですねー。決勝すら中々進出できない始末です。というか決勝進出時の絵が全員気合入りすぎてて吹いた。(笑)来週あたりから他の店にも入り始めるみたいなので、とりあえず5の位置までには戻すようプレイしていこうかと思います。
 そしてデススマイルズ。下手に後半まで行けるようになったせいで1回のプレイが30分とかかかってしまうので、あんまりプレイ数自体は重ねられてませんが、ようやくローザさんで渓谷突破できました。ただ渓谷経由の城(通常とは違って打ち返し弾有り)がキツすぎて前半すら突破できるか怪しいです。渓谷経由しないプレイの方も余裕が出てきて稼ぎ方とか変えたお陰で大分平均スコアが上昇しました。城突入前に2回目のエクステンド(4500万突破)達成とか夢のようですよ……。
 ブラックレーベルの方は近くに無いので遠出した時にプレイしてるのですが、いやぁサキュラは難しいですね!せっかくのブラックレーベルなのでサキュラでクリアしたいと思っているんですが、使い魔を回転させようと動いてたら被弾するという事故が多発してます。使い魔2匹ってことで攻撃力は破格なのですがトリッキーすぎて、諸刃の剣という言葉がありありと浮かんできますよ。まぁこっちも頑張ります。

2009/02/18

 ここのところ、物凄い勢いでプロレスDVDを見まくっています。前から積みプロレスDVDが溜まってきていて、2月・3月で消化しようと思って見ていたんですね。それで大分減っただろと思って昨日ぐらいに数えたところまだ30本ぐらいあったんですよ。しかもここ1週間で5~6本消化してこれですからね。まさしくオワタですよ。
 さらにタチが悪いのは、これまで消化すること優先で2時間ぐらいの短いやつばっか見て来たんで、DVD2枚組とか3枚組の超大作がかなり残ってるということ。DVD3枚組のタイトルだけで6タイトル以上あるとか何の冗談ですか。本当にやっちまったぜ!

 あとゲーセンにも何回か足を運びました。最近はデススマイルズやりまくってます。ローザでティラノサタン突入時ライフ3ボム1で9000万点行ったのでこれは自己ベスト更新できるぜ~と思いきや、ボム使い損ねて死亡してしまったのが一番記憶に残ってます。(笑)一方でこれまで初心者御用達ルートにかっちり沿ってたのを外してみたり、渓谷ルートにも挑戦して絶望的な難易度に絶望したり、フォレットでようやくパパのとこまで行けるようになったり、オプションのドラゴンの射程距離の短さにようやく気付いたりとまだまだ楽しめてます。ブラックレーベルが近所のゲーセンに入ってないのが残念ですが、2も出るようなので期待しつつやりこんでいきたいと思います。
 そして忘れちゃいけないのがDDR。ようやく1月下旬に既存筺体にもDDRXが入り、大分プレイしましたが今回は大当たりですね。これまでの最高難易度を塗り替えるような発狂譜面も今のところは無く、やたら踏みにくいだけでつまらなかった足譜面も適度にテクニカルで面白い譜面が揃っていてやりごたえがありますし。それに復活版権曲含めて新規曲もそれなりに良いのが揃ってるのが良いですね。
 現在、Myグルーヴレーダー(弐寺の段位、ギタドラのスキルポイントと似たようなもの)で前作の「足紙さま」に相当する「足龍」になろうとしているんですが、他は100行ったのにVOLTAGEだけ45だか47で止まってますorz SPとDPが別とか上昇制限付きとか要素によって上昇要因が違うとかSN2から変わりすぎですよ……。踊プリンで駄目だったので、激アクロスのフルコンなら何とかなるだろうと思ってたら何回やっても4回ぐらい切れてるという体たらく。真面目に練習します。

2009/02/10

 うちの学校のテストも終わり、丸2ヶ月という長い休み期間に入りました。うちは2月1日から入試があるので、1月中で秋学期が終わってしまうんですね。
 さて、久しぶりにやったデススマイルズで上手いこと稼げた上でクリア出来て初めてスコアが1億突破したり、DDRXが既存の筺体にも入って(今回は新筺体が登場したので普通の筺体に入るのが1ヶ月遅れた)本格的にやりだしたり、プロレスDVD見倒したりと、色々遊び呆けてます。もちろん不用品の整理とか一人暮らしの準備とかもやってますけどね。

 さて本題なんですが、前から言っていたHP構成の件についてです。どうもさくらのサーバーにサブドメイン機能がついてるらしく、数もちょうど足りてるので、サイト構造は現状維持でC2Gと21CPBは移転と言う形になります。実質的には全部1サーバーへ集合させることになるんですけどね。また2月下旬~3月上旬あたりに実施しますのでリンク修正のほどよろしくお願いします。

2009/01/26

 卒業論文に続き今度は後期テストに追われています。まだ必要な単位が残ってるんですよ!!!!!
 さて今日はプロレス系大手ブログ「ブラック・アイ2」さんで行われた「ネット・プロレス大賞2008」について触れたいと思います。3年連続の投票となった訳なんですが2008年は有力候補不在だったので選考も難儀でしたねー。既に結果も出てるので今回は自分の投票内容に加え、実際に受賞になった内容についても語りましょう。

(1)最優秀選手賞(MVP)
受賞
武藤敬司(全日本プロレス)
投票1位
武藤敬司(全日本プロレス)
投票2位
佐々木健介(健介オフィス)
投票3位
田中将斗(ZERO1)
投票次点
KENTA(プロレスリング・ノア)
丸藤正道(プロレスリング・ノア)
棚橋弘至(新日本プロレス)
永田裕志(新日本プロレス)

 まぁこれは仕方ないですね。8年ぶりのIWGP戴冠、更には別キャラのムタで三冠も獲り、変則的ではあるものの4冠王達成ですし。個人的には健介の三冠・IWGP・GHCのグランドスラム達成の方が凄いとは思うんですが、試合内容があまりにも悪すぎた。まぁ相手にも恵まれなさすぎた部分はありますが。流石にヨネと彰俊ではね……。
 それにしても結果の方なんですが、1位武藤は予想通りでしたが、2位サスケにはクソ吹いた。(爆)後、田中将斗が3位ってのもかなり嬉しいですね。対新日本ばかりがクローズアップされますが、さり気に正月・火祭り・大日本横浜文体と3回もやった関本戦が面白かったです。

(2)年間最高試合賞(ベストバウト)
受賞
飯伏 幸太 vs ケニー・オメガ
(DDT/8月6日 新木場1stRING)
投票1位
諏訪魔 vs 棚橋 弘至
(全日本プロレス/4月9日 後楽園ホール)
投票2位
武藤 敬司 vs 棚橋 弘至
(全日本プロレス/4月9日 後楽園ホール)
投票3位
KENTA vs 中嶋 勝彦
(健介オフィス/6月13日 大阪府立第2競技場)

 昨年は豊作すぎて困りましたが、今年はちょっと不作気味で困った部門。結局CCの試合を1・2位に入れたんですが、他にも候補があっただけに両方に投票することに対して抵抗感がありました。ちなみに諏訪魔vs棚橋が1位なのは若さと将来性も加点してるからです。3位のKENTA中嶋は知名度の低さからあんま皆投票しないだろうなぁと思いつつ、今年の代表的名勝負に全く見劣りしない素晴らしい試合だったので入れてみました。
 そして結果の方ですが、まさか飯伏vsオメガが来るとは……。絶賛の声が多いとはいえここまでとは思いませんでした。去年受賞した佐々木貴vs宮本裕向にしろ癖の強さが障害になるかなと思いきや、自分も含めて投票者の多くはよく訓練されているようです。(笑)続く2位の丸藤vs近藤はう~ん。何か展開が予想通り過ぎたので個人的には押しにくいですね。それからリック・フレアーvsショーン・マイケルズが3位に来たのはアメプロも頑張れば上位に来れるということを証明したということで意義は大きいかと思います。ちなみに自分が投票したCCの2試合はやはり票が分散してしまったようで撃沈。残念です。

(3)最優秀タッグチーム
受賞
バラモン兄弟/佐藤兄弟(エルドラド)
投票1位
KENTA&石森 太二(プロレスリング・ノア)
投票2位
モーターシティ・マシンガンズ
(クリス・セービン&アレックス・シェリー)(TNA)
投票3位
ケビン・スティーン&エル・ジェネリコ(ROH)
投票次点
天山広吉&小島聡(新日本&全日本)
鈴木みのる&太陽ケア(フリー&全日本)

 今年のタッグ戦線に関しては不作といった印象を持ちました。投票1位~3位のどのチームも07年以前の実績や試合内容込みで投票しちゃってます。08年で伸びて来たと言えばNO LIMITですがベストタッグというには青すぎるし、天コジは天山のコンディションが悪すぎて試合する前に休めという感じだし、みのる&ケアは対天コジ戦は良かったけどまだタッグチームとして定着してないし……といった塩梅。
 そんな不作状況があってか他の投票者も大分割れてしまい、まさかのバラモン兄弟受賞と相成りました。MVP部門2位のサスケと同じような匂いがしますが、いざ受賞となると正直言ってドン引きですね。昨年のヌルヌルブラザーズ受賞に対する考えとも共通するんですが、虫とか宇宙戦争とかのインパクトだけで投票してるんじゃないかという気がして仕方がありません。よそ様にケチつけるのはどうかと思うんですが、どうしてもこれらのタッグチームをベストタッグに押そうという考え方が理解できないんです……。

(4)新人賞
受賞
矢野啓太(格闘探偵団バトラーツ)
投票1位
YAMATO(ドラゴンゲート)
投票2位
内藤哲也(新日本プロレス)
投票3位
KAI(全日本プロレス)

 今年も3年目までという縛りで評価。個人的には順当かなという気がしますがどうでしょうか?
 さて実際に受賞したのはまさかのバトラーツの新人。大日とかに上がってる竹田誠志ならまだ知ってましたが、矢野はこの結果見るまで存在すら知りませんでした。しかし解説を見る限り、独特のグラウンド技術を持つ面白そうな選手なようなので、早目に試合をチェックしてみたいですね。そして自分が投票した選手も2~4位に順番逆でランクイン。内藤はまだしもKAIにまで負けるとは……相変わらずドラゴンゲート勢に冷たいなぁ。

(5)最優秀興行
受賞
鈴木みのる自主興行
(6月17日 後楽園ホール)
投票
棄権

 国内の興行に関しては何かしらの欠点があり、完成度の高い興行完璧ってそうなかったように思ったので、迷いまくった挙句棄権しました。後からCC優勝戦だけでも投票しときゃよかったかなと思いましたけど。
 結果を見ると、他の投票者の方もかなり迷ったようで票が割れてしまってますね。自分としても特にコメントは無いですね……あ、でも3位の大阪ハリケーン(大阪プロレス主催)だけは無いわ。

(6)最優秀団体
受賞
ドラゴンゲート
投票1位
ドラゴンゲート
投票2位
ROH
投票3位
WWE

 ビッグマッチを増やす等の急激な拡大路線を取ったドラゴンゲート、タイラー・ブラックを始めとして多くの若手・中堅レスラーが伸びてきたROH、そして長らく育成に苦しみながらも着実に選手が育ってきたことに加え、やたら良い試合が多く復活の予感を感じさせたWWE。今年もこの部門はあっさり決まりました。
 投票結果の方も異議は無いですね。あ、でも新日に関しては08年より07年の方が圧倒的に面白かったので、今回も上位に来てることに対して違和感は覚えましたけど。

(7)最優秀マスメディア賞
受賞
週刊プロレスmobile(携帯サイト)
投票1位
Gスピリッツ
投票2位
週刊プロレス
投票3位
MANHATTAN DROP

 何故か今年もあったこの部門。選考過程では「何だかんだで本もあるしウェブサイトもあるし、結構色んなメディアと接してるもんだなぁ」と考えさせられつつ投票しました。

 最初に述べた通り、今年は全体的に小粒な試合が多く難しい選考を迫られました。また個人的にも2008年の試合はあまり見れていなかったので、正直納得行く投票が出来ませんでした。よく考えると2004~2006年あたりの試合ばかり見てたような気もするので、今後はちゃんとその年の試合にも注意を払おうと思います。

2009/01/17

 唐突で申し訳ないですが、自分はサブカル評論に興味がありまして、去年の春あたりから東浩紀という人の本を読んでいます。その中ではセカイ系とかポストモダンの話とかが結構出てくるわけなんですが、今ずっと進めてるオリバトの「魔虚楽踊」を作る上でも社会とか哲学とか倫理とかその辺りのことを意識してるので、参考になるなぁと読んでたんですね。
 でその流れで、去年の11月に一読して結構衝撃を受けたのが宇野常寛という批評家のインタビュー(具体的にはこれこれ)なんです。「ゼロ年代の想像力」という初の評論集を出して話題を集めているみたいなんですが、自分が魔虚楽踊でやろうとしていることの土台部分を綺麗に解き明かしてくれて非常に興味深かったんですよね。
 自分はどっちかというと相対主義の文脈だけでぼんやりと考えを深めていってたのですが、宇野さんの場合は相対主義の先にある「決断主義」とそれによる問題性を明確にし、それによって既存の他者との関係性や倫理の在り方まで揺さぶられるだろうという所まで見通してるんですよ。かなり乱暴な解釈でごめんなさい。(汗)それから倫理を重視しているのも、常々中学の頃から「21世紀は倫理の世紀になる」と考え(当時は科学技術の発展による倫理への揺さぶりを意識していたのですが)倫理についてずっと考えて来た自分好みで受け入れやすかったですね。

  自分と「魔虚楽踊」の話に絡めてばかりでは普遍性のある話のように見えないんですが、これって今オリバトっていうものにも深く関係がある話じゃないかなと思うんですよ。というのも両方のインタビューでもバトルロワイアルという言葉がちらっと出てきてるんですが、
 むしろ、現代の想像力はそういった複数の【エセ】超越性が乱立することで起こる暴力の無限連鎖【バトル・ロワイヤル】や、それらのシステム的な調整【設計主義】みたいなものを扱っていて、僕はそっちのほうにむしろスリリングなもの、怖いものがあると思う。つまり“あえてベタに”自分の信じたいものを信じて“法や社会や倫理を越えた”つもりになっている人たちばかりの【社会】が生む、無機的なダイナミズムですね。
  という文章のように、決断主義が広まった社会において必然的に発生する「個人の決断(≒意思)同士の衝突」という現象を比喩的に表すのにバトルロワイアル(=プログラム)を用いているんですよね。でも原作ファンならお分かりの通り、原作の「中味」自体は青春小説としての色合いが非常に強いんですよ。オリバトも原作から受け継がれた青春小説としての文脈が受け継がれていて、プログラムをそういう風な見方で捉える人ってほとんどいなかったんじゃないかと思います。自分もこういう考え方し出したのってせいぜい2007年も後半に入ったあたりぐらいなんで偉そうな口は聞けませんが。
 ただこういう切り口を取り入れてオリバトを書くことにより、キャラクター重視・ギミック重視・ストーリー重視のエンターテイメント志向より、更に深みが出て凄く面白くなるし興味深いし意義も普通以上に出てくるだという気がします。そして、それができるのは基本的に作者が1人しかいないオリバトしか無いんですよ。これって前から自分が言ってた「オリバトもテーマが必要」てな主張の更に先にあるものなんでしょうね。何故なら今までの主張だとテーマ選択を選びそこなった場合、オリバトである必然性が無い場合があったんです。例えば「命の大切さと軽さ」をやるなら「別に戦争小説でもいいじゃん」と反論できてしまうという風に。あんまりここら辺突き詰めすぎると「オリバトって存在価値あるの?」みたいな話になってきますから、この問題は解決されるのが望ましいとは思っていたんですよ。
 しかし宇野さんが提示した切り口は「個人同士の闘争」であるプログラムを扱う小説=オリバトでしか出来ないことです。あ、これは言いすぎかな。「オリバトで扱うのが最適なものである」ぐらいがいいかな。まぁここら辺に自分はオリバトの存在意義を見出した訳ですよ。正直ここまで来たら1.5次創作どころか1.25次創作なんじゃないかという気はしますけど。(笑)原作の持つ精神性とは180度真逆を行くわけですからね。
 このインタビューを読んで大きな収穫だったのが魔虚楽踊で取るべき方針がはっきりしたことです。「相対主義が進んだ社会における個人間闘争」を切り口としてプログラムを通して社会や倫理を重点的に扱いつつ、その過程を多彩なギミックを用いて史上最「大」のエンターテイメント性で彩っていく。これですね。オリバト世代論で表現するなら、原作をなぞることに終始した第1世代の後に、エンターテイメント性を追求して特殊ルール等のギミックに凝った第2世代、そしてテーマや作品の傾向そのものから独自性を発揮した第3世代があって、まだ第2・3世代どちらも突き詰められてないのに、魔虚楽踊は同時にその両方の極地へ行きたがっているという感じでしょうか。ちなみに第2世代がまだ終わってないっていうのは、その極致であろう魔虚楽踊や岸上さんとこの152人バトがまだ完結してないからです。(汗)まぁ案だけ出して終わりってのも悲しいんでね。頑張りますよ。

 最後に、なんでこの類の話を今までしてこなかったかというと、ぶっちゃけ魔虚楽踊のネタバレに繋がるのを恐れていたからなんですね。(笑)それにテーマを先に言っても物語書かなきゃ意味ないじゃん!っていうのもありますし。ただ、このインタビューを読んでこういう意識の持ち方は「魔虚楽踊」だけじゃなくてオリバト界全体として持っていてもいいんじゃないかと思ったので今回書いたんです。正直ここがオリバト関係者にどれだけ読まれてるかは分からないですけど。(笑)

2009/01/11

 新年初の雑記です。年末にOBRNチャットやりましたし、年明けもAPCで挨拶して更には21CPBとかOBRNも更新してたんで、あまり感じなかったと思いますが、実は卒論に追われてかなりヤバい状況になっておりましたorz なんとか提出できたので、今後は通常更新に戻りたいと思います。
 さてさて9周目を迎え10年目に突入したこのサイト。始めた時は中1だった俺ももはや今年の春から社会人です。先の見通しなんて分かったもんじゃないですし、今年の目標とか方針は言わないでおきます。(汗) もちろんサイト運営に関して情熱が無くなった訳では決してないんで、更新したいとは思ってますが……。
 とりあえずサイト運営上で緊急の課題としてはサイトの再編問題があります。昨年秋に書いた雑記でも触れてるんで詳しくはそちらを見て欲しいんですが、ゲーム部門のC2Gとプロレス部門の21CPBが移転を迫られてて、サイト編成自体を大きく再編する案も持ち上がってて未だに迷ってる状況です。うちの場合、ゲーム版魔術士オーフェン(DLB・C2G管轄)とか、プロレスゲーム(C2G・21CPB)とか凄い扱いが微妙なのもあるんで……。ある程度分野ごとの独立性保ちつつ横の繋がりも持たせるって形がベストなんですがね。