そういえば先日ブックオフにて購入した、大薮春彦の「獣たちの墓標」「狼は罠に向かう」、大沢在昌「新宿鮫VII 灰夜」全て読了。(新宿鮫シリーズでまだ文庫化されてない「灰夜」と「風化水脈」はあんまり中古で流れてないですね……)

大薮春彦の2作品は”暴力団狩り”のプロである西城秀夫のシリーズです。なんか負傷回数も結構多いし、なんか人間味があるしと、今まで読んだのとは若干違う感じで楽しめました。しかも派手。ただ腐るほど延髄抉り殺すのと、(放送禁止用語)にナイフ近づけて脅すパターンが多いのが残念。どうやら後者は他の作品(特に後期?)でもよく見られるらしいです。

そして「灰夜」。作品発表順からいうと最新作。(一応シリーズ内事件順でいうと後に「新宿鮫VIII 風化水脈」がある)渋い。九州の小都市で起きる事件に鮫島が巻きこまれるんですが、レギュラーキャラが鮫島以外出てこない上に、登場人物多いわ、組織が複数出てくるわで、かなり複雑になってます。ノリとしては「無間人形」と「炎蛹」足して2で割ったような作品。総合的にはかなり好きなのですが、李のキャラが直接描かれず鮫島視点だけなので微妙なのと、最後の大爆発がかなり微妙でした。(っていうかそこで苦笑してしまった)