今回はエロゲ「波間の国のファウスト」(リンク先18禁)とドラマ「ハゲタカ」の話でも。今年6月発売で、新規ブランド&スタッフ陣もそこまで著名or人気どこじゃないという逆境の中、「予想外に面白かった」ということで注目を集めた(リンク先18禁)このソフト。
――海外のファンドで活躍していた主人公・結城律也は3年ぶりに故郷に帰ってきた。故郷である直島経済特区は元々日本でありながら、経済に関する特例法と独自の統治制度が敷かれた末、本土と袂を分かった自由経済主義の楽園。その中で事実上トップに立つのは特区最大のファンド「クロノス・インベストメント」のファンドマネージャー、通称「ハゲタカ」。
現在その座についている渚坂白亜の後を継ぐ者として、選抜試験に参加する為に戻った律也を待ちうけていたのは、かつて強い絆で結ばれていた幼馴染達だった。律也が仲間を見捨てたと考え、奇しくも選抜試験に参加するライバルとして公私共に敵対する早乙女凪と滝沢和彦。バラバラになってしまった幼馴染達ともう一度昔のように絆を繋ぎたいと孤軍奮闘し続ける若草つぐみ。それにかつて仲間達と集っていた頃から豹変し、「ハゲタカ」の座にまで上り詰めた才媛・渚坂白亜その人。
金が全ての特区を裏で支配する「理事会」、そして海外ファンドも暗躍する中、胸に秘めた思いを抱えた律也が取った行動とは――
経済モノという異色さ、かの名作「車輪の国、向日葵の少女」の影響を受けてるということで興味が湧きプレイしました。 新規ブランド、新規ライターということで荒削りな所が滅茶苦茶多いし、制作予算の関係か後半が尻すぼみ気味でしたが、話は中々面白かったし何より今後の可能性を強く感じましたね。ライターが元々サブカル評論畑の人みたいで、色々既存の人気作品をよく研究して今作に盛り込んでるあたり、何だか他人事と思えず勝手にシンパシーを抱いちゃったり。(笑) 5年後、10年後あたりに成長した会社・スタッフ陣でリメイクして欲しいですね。
……で、これの元ネタがNHK製作のドラマ「ハゲタカ」ということで借りてきたんですが、全6話とコンパクトで中身もスリリングだったので一気に見てしまいました。主演の大森南朋と柴田恭兵が良かったですね~。それから飯島とアランがそのまんま過ぎて吹いた。
難点をあげるとNHKが製作したせいか、経済用語の説明を台詞に沢山盛り込んでるので、やや教科書的に感じられることかな。詳しくない視聴者に対してのフォローが丁寧とも言えますが。あとはライブドアショックや村上ファンド事件が起きて少し経った2007年に製作されたので経済の流れからしても一昔前ということでやや古臭く感じられるところはありました。まぁこれはリアルタイムで見てないせいなんで作品に罪はないですね。